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ノロウイルスの消毒に関する注意点について

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カラー4 インフルエンザ、ノロ・ロタ等が猛威をふるっています。消毒法についてのお問い合わせがありましたので回答させていただきますね♪
★ノロウイルスの消毒に関する注意
1,ノロウイルスは、アミノエチルグリシン系の界面活性消毒剤では、殺菌できませんので、ノロ発生時のトイレのドアノブ等には、次亜塩素酸製剤をご使用ください。
2,便や吐物で汚染された床を消毒するには、次亜塩素酸濃度0.1%(1000PPM)の消毒液が必要です。ハイターなどの市販の次亜塩素酸で殺菌する場合の簡易的方法として、500ミリリットルのペットボトルに、キャップ2杯(5ミリX2)のハイター原液を入れ、500ミリの水で希釈したものを用います。
衣類や器具等のつけ置き、ドアノブの除菌等には、0.02%を用いますので、500ミリリットルのペットボトル水に対して、キャップ半分弱2ミリで作ります。(日光や、高温の部屋で分解され、効き目がなくなりますので、作り置きはしないでください。)
3,消毒の際には、必ずビニール手袋、マスク、染みない衣服などを用意し、換気をよくします。
4,便、吐物は、ペーパータオルなどで、中心に向かって拭き取り、消毒薬を入れたビニール袋に捨てて、固く縛り廃棄します。
5,胃液の酸が拭き取られていないと、塩素が発生する可能性があるので、ペーパータオルで水拭きした後に、消毒します。
6,消毒後、10分ほど放置し、再度、水拭きします。(特に金属は、水拭きしておかないと、腐食します)つけ置きしたものも、必ず水洗して、日光干ししてください。(高濃度の次亜塩素酸が衣類にしみこんだまま乾燥し、摩擦で発火した例があります)
7,消毒作業をした後は、必ず手洗い、うがいをし、すぐに調理作業をしないようお願いします。
★感染予防に対する、消毒以外の注意点
インフルエンザや、ノロウイルスに対して、消毒マスク、手洗い、うがい等の外的注意ばかりが喚起されていますが、もっと大切なことは、個々の内部環境(免疫力)を浄化することです。ウイルスに感染して、発病する人と、そうでない人がいるのは、免疫力の違いです。免疫力をあげるために、以下の点に気をつけてください。
1,過労しないよう、十分な睡眠・・・午後10時の就寝が望ましい
2,暴飲暴食を避けて、腹七~八分・・・胃腸に負担がかかった後に、免疫力が低下し、感染します
3,甘い物、アブラ物の摂りすぎに注意・・・どちらもウイルスの分裂を促します
4,ウイルスの排毒には、タンポポ茶が有用
5,持続的ストレスは免疫力を著しく低下させるので、発想の転換をして、いち早くストレスから脱却する
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)2014-03

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