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甘いものの食べ過ぎと胃アトニー

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1105-09ケ~キ、どら焼き、おまんじゅう、チョコレート、どれも美味しいですよね~。
特に、頭が疲れているときや、ストレスが多いときは、食べたくなります。
デスクワークや、神経を使うお仕事の方ほど、甘いものは欲しくなりますよね。
これは、脳の細胞は、ブドウ糖しか栄養源にできないためです。疲れた時の少量の甘みは、もちろん効果的です。
ただし、当然のことですが食べ過ぎはよくありません。
保健室には、体が冷えて血流が悪く、体調がすぐれない方や、胃腸が弱い方が、毎日たくさんいらっしゃいますが、みなさ
ん例外なく、甘い物の間食がだあい好きなんです。ついつい口に運ばれてしまうんですね。
糖分の過剰摂取が、なぜ悪いかといいますと・・・。
一つ目は、糖分は、赤血球同士をくっつけて、固まらせやすくして、毛細血管への流れを悪くしてしまします。
血流が細くなるので、当然、冷え性、低体温、体力、免疫力の低下を起こしやすくします。
もう一つは、皆さん甘いものを食べると笑顔になり、リラックスするでしょう?
すると胃の平滑筋も、同じようにリラックスして、ダラ~となります。これを続けていると、どんどん胃が力をなくして下
垂し、未消化物や水分が留まったり、消化能力も落ちてくるんです。
胃の機能が低下すると、他の臓器にも影響して、どんどん悪循環を起こしてしまいます。運動せずに甘いお菓子を食べて、
座り仕事とかをしていますと、体脂肪もひと月で5~10くらい、簡単に増えます。
スイーツは、確かに魅力的ですが、度が過ぎないよう、ご注意くださいね!
(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
2011-05

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