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プラス思考と免疫力

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0711_2人は過去の失敗した経験や、イヤな出来事にとらわれ、そのときの考え方が習慣化されます。

イヤな出来事が起きたときに、家族や周りの人すべてが落ち込んで、「もうダメだ!お先真っ暗だ!努力しても意味がない!」という反応をすれば、それは無意識的に学習され、そのような出来事が起きたときに、いつもマイナス思考になります。

ガンになったときもそうです。

“ああ自分はガンになった。もしかしたらもうダメかもしれない!”という習慣化された思考パターンに支配されてしまいます。

人の体とは、誠に不思議なもので、心と体はそのように連携していて、怒り、悲しみ、不安、恐怖、心配、憎悪、恨みなどの感情をいだくと、アドレナリン、ノルアドレナリンなどの猛毒ホルモンが体内をかけめぐります。

このホルモンは蛇毒に匹敵するもので、長く続けば確実に死にいたらしめます。

逆に、幸せ、感謝、有り難い、楽しい、希望がある 等の感情をいだけば、体はベーターエンドルフィンを放出し、やる気、気力を高め、免疫力さえ上げてしまいます。

したがって、ガンになったとき、無理矢理でもいいので「必ず元気になる!大丈夫!」と思わねばなりません。

そして、原因をつきとめて、その部分を改善して前向きに養生すれば、 必ず良くなってきます。

また、これらのホルモンは呼気からも排泄されますので、マイナス思考の人のそばにいれば、それが伝染して体に悪影響を及ぼしますし、愉快な人のそばにいれば、気持ちも明るくなってきます。

もしも心ないドクターに絶望的なことを言われても、さっさと洗い流して自分を取り戻してください。

気持ちが変われば、必ず好転します。どんな状態になっても、良い方に考えることをクセにしてゆきましょう。

尚、体が冷えている人、食べ物がしっかりとれておらず、気血が不足している人などは、どうしてもマイナス思考になりがち・・・。

(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー   高田理恵/絵:吉田たつちか)

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