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ストレスは万病の元

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10-06-3目に青葉の美しい季節です。日中、夏のように暑くなりましたね。 私たちの体も、この季節は、のびのびと解き放たれ、エネルギーが上へ上へと上昇するのが順当です。 ところが、ストレスが入り、上へ伸びる気が塞がれてしまうと、とたんに体の調子が悪くなります。たとえば、動悸、息切れ、イライラ、のぼせ、肩こり、吐き気、お腹の張り、胃や胸の痞え、腹痛、便秘など・・・。

ストレスで、気が止まってしまうと、そこに風船玉のような空気の塊ができます。この塊はとても厄介で、血の流れや水の流れまで滞らせてしまいます。中医学的には、「気滞即お血 気滞即痰湿」といって、あらゆる病気の原因になります。

高血圧、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞、ガンなどは、おけつや痰湿と言われますが、元はストレスによる気滞です。気滞は即対処することが大切!気滞による空気溜まりを破って解決してくれる食べ物は、柑橘類、ジャスミン茶、日本そば、らっきょうなどです。

(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー   高田理恵/絵:吉田たつちか)2010-06

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