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生活習慣病に克つ、気血水について

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0411_03皆様、気血水、気血水養生法というのを聞いたことがおありですか?
気血水とは、西洋医学的にいえば、生体の恒常性で、心と自律神経系、内分泌系、免疫系のチームワークがうまくいっていれば、健康を維持できますよ!ということを現しています。

気とは・・気をつかう、元気がでる、気がめいる・・・などというように、気は、すべての行動を起こす源です。極端に言えば、心臓が動いてくれているのも、血液が流れているのも、すべて気があるからこそ働いていてくれるのです。
やる気や、元気があってはじめて健康を保てますし、気は、血液をうまく循環させたり、体にとっていらないものを解毒代謝するモーターのようなものと捉えることができます。

血とは・・・文字通り、血液のことです。血液にのって、酸素、栄養素、免疫細胞などが、全身くまなく巡らされ、また、老廃物を引き込んでくることにより、体の健康が保たれます。
血液がきれいにサラサラと流れていれば、病気にかからない!といっても過言ではありません。

水とは・・・これはちょっとイメージしにくいかもしれませんが、体の老廃物を解毒すること、免疫細胞によるパトロールなどが含まれ、汚れた体を浄化してゆくシステムと考えていただくとわかりやすいですね!

気と血と水・・・どれも大変に重要で、どれが故障しても健康を保つことはできません。
逆に、これさえ上手く働いていれば、少々のストレスなんて跳ね返してしまうことも簡単です。

(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー高田理恵/絵:吉田たつちか)
2004-11

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