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砂糖と虫歯

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1501-02カラー2 世界最古の虫歯は、ザンビアで発見された12万5千年前のカヴェール人骨に見られるそうです。
当時、人類は果実や木の実、葉っぱなどの植物を食しており、その後農耕が始まったことにより、徐々に増加して現代にいたっています。
人類が穀物を栽培しだしたのは、約1万年前で、この頃から人と虫歯は密接な関わりを持つようになりました。
ちなみに野生の動物には虫歯は観察されず、人類とその影響下にあるペット特有の病気です。
虫歯は、歯の硬組織が微生物が産生する有機酸により脱灰されて起こる現象で、この微生物(ミュータンス連鎖球菌など)のエサになるのが糖質です。すなわち、穀物、芋類由縁のデンプンや果物の果糖、そして砂糖を常食することで産生されます。
虫歯は、澱粉が原因のものと、砂糖(果糖も含む)が原因のものとに分けられ、それぞれに特徴があります。
(1)澱粉による虫歯
細かい澱粉の粒子が歯と歯の隙間や、歯槽ポケットに入り込み、歯頸部、歯根面部を中心にゆっくりと進行。歯周病により歯根部が露出することで発現するケースが多く、成人~高齢者に多い。
丁寧なブラッシングと歯石の除去等により、歯周病を防ぐことで進行を抑えることができる。
(2)砂糖による虫歯
砂糖の粒子は細かく、澱粉が入り込めないかみ合わせの部分や、歯の表面の細かい傷の穴に入り込み、ミュータンス連鎖球菌により、速い速度で進行。
幼児~若年層に多発し、ブラッシングによる予防効果は望めないので、完全に砂糖(甘いお菓子やジュースなど)を絶つことが大切
世界でもトップレベルの虫歯大国に登りつめてしまった日本。可愛い子には灸をすえ、憎い子には糖をやれ・・・という諺もあります。子供たちの未来のためにも、甘いお菓子をおやつにする習慣を見直していただきたいと思います。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)2015-02

 

 
 

 

 

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