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低燃費車が人気沸騰

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2007-05-05地球温暖化問題がクローズアップされている。最近の異常気象もこれが原因と推測されており、温暖化の原因の一つとして、自動車の排出ガスが槍玉にあがっている。
かくて、自動車メーカー各社は低燃費自動車の開発競争に突入、これの成否がシエアにも反映している。ハイブリッド車や軽自動車の販売シエアが伸びているのだ。
最近、国土交通省と民間のIT会社(アイ・アール・アイ コマースアンドテクノロジー)から、あいついで「低燃費車ランキング」が発表された。
国交省は、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を図るため毎年、現在販売されている自動車の燃費性能を整理した冊子「自動車燃費一覧」を作成するとともに、燃費の良いガソリン乗用車ベスト10を公表。(詳細は下記サイト参照)
平成17年末現在販売されている自動車のうち、最も燃費の良いガソリン乗用車は小型・普通乗用車ではインサイト(ホンダ)、軽乗用車ではミラ(ダイハツ)だった。
後者の調査はインターネットと携帯電話を使って調査しているもので、マイカー情報管理サービス『e燃費』(//e-nenpi.com/)の2006年1月~ 12月の1年間における燃費データベース分析結果をまとめたもの。e燃費は、ケータイでマイカーの健康管理ができる便利サービス。簡単な入力でオイルなど消耗品の交換時期がわかったり、他のユーザーと燃費を比較したり、最新のクルマニュースを画像満載で毎日更新するなど、楽しくて便利なサービスだ。無料版と有料版があるが、とりあえず無料版を試してみよう。
これによると、国産乗用車部門では、プリウス(トヨタ)、シビックハイブリッド(ホンダ)、マーチ(日産)の順。調査方法が異なるものの、ハイブリイド車が上位を独占している。
小生も、昨年、プリウスを購入したが、注文してから納車まで4ケ月以上もかかった。担当セールスの話では、ガソリン価格の高とまりの影響で、特に米国での需要が急進しており、米国輸出を優先しているとのこと。発売当初、1台売るたびに数10万円損したというプリウスだが、今や同社の稼ぎ頭だ。損して得取れとはこのことだ。ちなみに、国交省やメーカーデータでは35.5(km/l)、e燃費調べでは23.4(km/l)、小生の車では21.4(km/l)だ。
(国土交通省)//www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/09/090328_.html
(ジャーナリスト 井上勝彦/絵:吉田たつちか)2007.05

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