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慢性炎症を作る無意識ストレス

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(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)2017-2

えっ何故私がガンに???特にストレスを感じていなかったのに、何が悪かったのか?
 血圧が高く病院の薬を飲んでも下がらない、塩分も控えているのに何故??
 こんなお話をよく聞きます。これは、無意識ストレスがなせる技です。無意識ストレスとは何か?それは心や気持ちではストレスを感じていないのに、次のような様々な原因で生命を守るための緊急事態スイッチが体の防御機構として入ってしまうものを言います。
1,ストレスを感じていない・・・これは本当でしょうか?
 世間の一般的な常識で、やるべき事、当たり前の行動には大きな落とし穴があります。~するのが普通で、当たり前という気持ちが身についてあると、仮にそれが本当はその日はやりたくないことでも、やって当たり前の気持ちにマスクされてしまい、本音と裏腹の無理な行動を続けることがあります。
 このようなとき、気持ちの上では我慢できたとしても、体は正直にストレス反応の信号を視床下部へ送ります。ここで緊急事態スイッチが入ると、副腎からストレスに持ちこたえるようにコルチゾールというホルモンが分泌されます。
2,糖質ストレス空腹時に甘い物を食べる、1日の総カロリーの60%以上が、炭水化物や糖質であると・・・。
 食後血糖が180mg以上に上がると、グルコーススパイクが起こり、血管内で活性酸素が発生し、血管内壁が傷害されます。
 又、体はストレスに対応するステロイドホルモンを副腎から分泌させ、これが慢性炎症、高血圧の元になります。
このような状態が1日に何度もあることがとても危険なストレスになります。
3,脂質ストレス
 トランス脂肪酸、ωー6系脂質の過剰な摂取、動物性飽和脂肪酸の摂りすぎ・・・はプロスタグランジンの生成を高め、炎症を助長、血管内皮細胞の傷害、血栓を作る、血圧を高める・・・などの方向へ働き、体にとってのストレスを助長してゆきます。
4,外からのステロイドホルモン類
 ステロイドは勿論、女性ホルモン、男性ホルモンなどのホルモン剤、乳製品等に含まれてしまっている環境ホルモン等はステロイド骨格を有しており、これらを取入れることで知らず知らずの内に、体はストレス反応を起こしています。
鎮痛剤等の化学薬品の長期服薬も同様によろしくありません。
5,その他・・・冷え、運動不足、筋肉への圧力不足、寝不足等
 人は体を動かし、筋肉を使って、夜はしっかりと休むのが本来の姿ですが、これらの普通のことが出来ていない場合に、体はストレス体制に入ってゆきます。
 暑さ寒さ等を含む、肉体的なストレス、明らに感じる精神的ストレスの他に、このような無意識ストレスがあり、それが持続的な交感神経緊張を生み、がん、血管病、認知症、老化等と深く関わっていると言われています。
 もう一度、ご自身のライフスタイルを見直してみてくださいね
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)2017-02

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