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脳の休息時間を作って  

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2007-12-5「女王が住むにふさわしい街」と名付けられたクイー ンズタウンに訪れている。この地で感じた事、皆さん に伝えたい事を少し紹介したいと思う。
街の名の通り、おとぎ話の絵本を開いたかのような風景が一面に広がる。まだ少し雪が残る山々、エメラルドグリーンの色をした湖。この湖はワカティプ湖と呼ばれるニュージーランドで三番目に大きな湖だが、人々はこの湖を神秘の湖と呼ぶ。

日に最大12センチも水位が変わる不思議な湖だからだ。表現しようのない綺麗な水の色には言葉を失ってしまう。また、ゴールドラッシュでかつて栄えたこの地には、その当時の古い建物が多く残されている。シンプルに石を積み上げて建てられた家や商店が、そのままの状態で保存されており見事なものだ。

私はこの街で歴史を感じながら、自然の恵みを汲み取り、ゆっくりとした時間の流れの中で沢山のエネルギーをもらった。

時には、忙しく働く私達は時には休息が必要だ。休日を利用して、自然の香りを感じてみてはいかがだろう。

海外でなくても、近くの山や川に足をのばして新鮮な空気を味わってみるもよし、広大な海を眺め、ひと時全てを忘れ開放感に浸ってみるもよし。自然には無限のパワーが秘められている。なかなか自分の事を考える時間がない私達には、脳の休息時間を作ってあげてもらいたい。皆さんにのしかかるストレスが少しでも軽減されますように。

(ニュージーランド在住、Reeoko/絵:吉田たつちか)
2007.12

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