おもしろコラム通信 5月号 2004.05.20 No.001

 

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水道水はそんなに悪いの?

■最近、ミネラルウォーターが大人気です。空気と水はタダと思っていたのが嘘のようです。また、浄水器も人気があるようです。水道水は絶対飲まないという人が私の周りにも増えてきました。

水道水が身体に悪いというのは本当でしょうか?水道水は塩素で殺菌しています。この塩素は簡単に分解されます。もし、塩素の臭いが気になる人は一度、沸騰させて飲んだらいいのです。

性能の良い浄水器の中にはカルシウムやマグネシウムといった身体にいいミネラルまで除去してしまうからかえってよくありません。

外国の水はまずいとよくいいますが、外国の水はカルシウムとかマグネシウムを多く含んだ硬水だからです。特に、マグネシウムの含有量が多いほど水の味は落ちます。逆にいえば、日本の水がおいしいのは身体に必要なマグネシウムが少ないのです。その少ないマグネシウムをさらに除去するのはいかがなものかと?

なお、浄水器のフィルターの交換はメーカー指定にしたがってキチンとやってください。これを怠ると、雑菌の温床となりかえって身体に悪い水を飲むことになります。

(薬剤師 三上治美) (絵 吉田たつひこ)

 

油断できない5月の天気

■5月と言えば、「さつき晴れ」、

「風薫る5月」、そんなことばをとっさに連想される方も多いでしょう。

 しかし、その穏やかでさわやかなイメージとは裏腹になかなか油断できない時期なんですよ!

 特に農業をされている方は、「5月の遅霜」に注意が必要です。

「星がたくさん見えるときは冷え込む」というお天気のことわざを聞いたことはないでしょうか? 冬場の方がよく使う表現です。これは「放射冷却現象」と言って、雲のない夜に、地表付近の熱が空気中に逃げ出してしまう現象のせいなのです。逆に雲が出ている夜は、地面と雲とが熱を反射し合って暖め合うために地表の気温はさほど下がらないのです。(掛け布団と敷布団のイメージです)

 ついでに言いますと、霜の出やすい条件は同時に霧も発生しやすい条件なので、霧にも注意しましょう!

 また、雲がないということは、太陽が出てから気温が上がりやすいということですので、日中は暑くなることが多いです。

 もう一点、5月の天気で重要なことがあります。それは「メイストーム」。「メイ」は「5月」、「ストーム」は「嵐」。そう、「5月の嵐」のことなのです。

 5月は、日本付近で低気圧が急速に発達することが多い時期に当たっています。ですから、大雨や洪水なども過去に観測された時期ですので、油断は禁物です!

 とは言え。一年に何度もない大型連休のある五月。空には穏やかにしていてもらって、楽しく過ごしたいものですね。

(気象予報士 チャーリー) (絵 吉田たつひこ)

 

 

フレッシュ・ストロベリー・ティー

■旬の果物が八百屋さんの店先を賑わす、いい季節になりました。今回ご紹介するのは、新鮮なイチゴを使ったフレッシュ・ストロベリー・ティーです。紅茶のお店で売られているストロベリー・ティーは、だいたいが人工的に香りを着けたものなので、ものによっては香りが強すぎたり新鮮さが感じられません。本物の果物を使ったフルーツティーなら香り・味ともに自然なものなので、ナチュラル志向の方にもおすすめできます。使用する茶葉は、個性が強くなく果物の風味を損なわない、ディンブラが適しています。また、大きい茶葉を使用すると蒸らす時間が長くなり、果物の風味を落としてしまうので、蒸らし時間が短くてすむ、BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)のような葉の細かいものがいいでしょう。ロゼワインを使うのは、イチゴの風味をUPさせるため。白ワインは、ロゼワインほどイチゴの風味とうまく合いませんし、赤ワインは酸味が強すぎるので、是非ロゼワインをお使い下さい。

<フレッシュ・ストロベリー・ティー・2杯分>

茶葉・・・ティースプーン2杯弱(ディンブラBOP)

水・・・350cc

イチゴ・・・小粒2個

ロゼワイン・・・ティースプーン1杯

@イチゴは横に5mmくらいの厚さにスライスする。

Aへたのついた一番上の部分を温めたカップにいれ、ロゼワインを1/2杯づつかける。

B温めたポットに残りのイチゴを入れ、その上に茶葉を入れ、熱湯を注ぐ。

C約3分蒸らし、茶こしを使ってカップに注ぐ。

(紅茶コーディネーター 吉野留美) (絵 吉田たつひこ)

 

ハーブ寿司

■日本で外国のハーブがもてはやされているのと同じように、外国では日本のハーブが注目を浴びています。どちらも、健康増進、食欲増進に一役買っています。そこで、日本古来からのハーブを使って、「はるずし」はいかがでしょうか。

 まず、すし飯を用意します。完全に冷え切る前にシソ、三つ葉の茎、(あれば)みょうがをみじん切りにし、5分ほど水にさらしたものをさっと混ぜ込みます。あとは太巻きにしたり、手巻き、上に季節の野菜や魚介をかざって、ちらしずしにと、お楽しみください。この時期栄養価の高い菜の花の塩茹でや桜の塩漬け(もちろん塩は水で振り洗いしてのぞきます)をあしらって、日本の食の春をおたのしみください。きっといつもよりも食が進むはずです。

(ブルック) (絵 吉田たつひこ)

 

超速・浅漬け

 

レンジ加熱1分・漬けて5分おいておくだけ

材  料 (3人分)

大根 (かぶ)=7cm厚

にんじん=7cm厚

きゅうり=1本

しょうが =小 1かけ

浅漬けの素(液体) 適量

 

 

 

 

■作り方

@

A

B

C

 

@ 大根とにんじんは1cm角に切る。

きゅうりはたて半割にし、1cm巾に切る。

しょうがは薄くスライスして、細い千切りにする。(針しょうが)

 

A 容器に切った大根・にんじん・きゅうりを入れ軽く混ぜ、フタなしでレンジ500wで1分加熱する。  

 

B 加熱した大根・にんじん・きゅうりをポリ袋に入れ、野菜が ヒタヒタにかぶる程度に液体の浅漬けの素をかける。

 

C 最後に千切りにしたしょうがを入れ、ポリ袋の空気を抜いて口を縛り、袋の上から手で軽くキュッキュともむ。そのまま5分たったらOK!

 

冷蔵庫で冷やすともっとおいしくいただけます。

 

(電子レンジ料理研究家 MaRoママ)絵写真共

 

車を安く直すヒントB

社外部品というのがあるそうですが?

 

■新品の部品には、純正部品以外に台湾などから輸入された安い社外新品部品が出回っている場合があります。中古部品が見つからなかった時に次善策として相談してみましょう。

社外新品部品はアメリカなどでは市民権をもって広く流通していますが、日本ではタクシー用など限られた車種にとどまっています。形状や品質にやや難のあるものもありますがプロ職人のテクニックでカバーできる範囲です。

交換工賃を割増しで支払っても修理費全体では安くなります。

 

(鈑金塗装新聞編集長 井上勝彦) (絵 吉田たつひこ)

 

 天気予報の見方 「降水確率」

「天気予報では今日の降水確率50%だって言ってたのに! 何でこんなに雨降るんだ!」
 このように、天気予報を恨んだ経験はありませんか?(私はよくあります。今でも)
 そこで、「降水確率」について説明します。
 まず「降水確率」の定義とは、「その予報区域内のどの地点でも、予報時間内に1o以上の雨または雪の降る確率」です。
 つまり、降水量にも降水時間にも、何ら関係はないものなのです。
 これは、過去に似たような天気図の状態であったときに、どれだけの割合で雨が降ったかによって算出されているものです。
 一般に、天気の予報を仕事にしている人は、降水確率が30%以上だったら、雨具を持って外出すると言われています。
 ところで。みなさんは「観天望気」ということばをご存じでしょうか? 読んで字のごとく、「天を観て気を望む」。つまり、空のようすを見て天気を予想することです。たとえば、「太陽がかさをかぶれば、雨」「夕焼けに鎌をとげ・朝焼けは雨」だとか。かつては一種ことわざのように使われていたものですが、気象学が発達してきた現在、それらの科学的根拠が裏付けられてきています。案外バカにできないものなんですよ。
 さらには、農業や漁業が盛んな地域では、農夫さん・漁師さん、それぞれに伝わるお天気の言い伝えがあると思います。たとえばある地域では、近くにある山に雲がかかれば雨が降るとか。
 このように、お天気というのは、地域にとても根付いたものです。現在の天気予報に使われているコンピューターでは、そんなに小さな地形まで表現されていないので、利用する私たちにとっては天気予報が当たらないと感じることもあるのです。
 そこで知っていてもらいたいのは、ご自分が住んでいる地域が、どの季節に雨が降りやすいとか降りにくいとか。
 そういう点を頭に入れて天気予報を見ると、雨に降られて困ることは少なくなるに違いありません!   (
チャーリー)           

 

 4月のお天気

 4月と言えば、春。しかし「三寒四温」のことわざもある通り、なかなか「春本番」とはいかないようで。なぜ春は目まぐるしくお天気が変わるのか? それについてちょっと説明しようと思います。
 春は、言うまでもなく冬と夏のあいだの季節。だから、はるか上空でも、冬の冷たい空気と夏を迎えるための暖かい空気とが、ぶつかったり離れたり、日本へは次々と交互にやってきたりするのです。
 さきほども触れました「三寒四温」ということばも、そんな空のようすを適確に伝えています。そして、暖かくなって雨が降り、寒くなって晴れて。周期的に天気が変わり、やがて5月の落ち着いた春を迎えるわけですが。
 別の春のお天気に「菜種梅雨」というのをご存じでしょうか? 菜の花が咲くころに雨の日が続くという由来だそうです。テレビや新聞の天気図で、一本の線の上に半円、下三角形が書かれていたら、それは「停滞前線」です。これが、季節によって「秋雨前線」や「梅雨前線」と呼ばれ、春には「菜種梅雨」をもたらす犯人なのです! この前線ができているということは、まさにその地点で、南からの暖かい空気と北からの冷たい空気がけんかをしている証拠です。ちなみに、この「けんか」は、低気圧を発生させて、さらに強い雨を降らせることで一応の解決を見ます。だから、暖かい日が続いて、雨を境に急に寒くなったりするのです。
 つまり、「三寒四温」も「菜種梅雨」も、雨をもたらす前線が日本付近にあるゾ、ということをはっきりと証明しているのです。
 また、「ジェット気流」というのをご存じでしょうか? 停滞前線というのは地上にできるものなのですが、実は上へたどっていけばジェット気流に行き着くのです。ジェット気流と言えば、上空でも特に速く吹いている西風です。だから春の天気は、おおむね西から東へ、周期的に変わっていくのです。
 (チャーリー

 

先日、某TV局のハウツー番組で、顔のお手入れ方法の解剖をやっていた。女性なら誰もが憧れる、シミ・ソバカスが2週間で20 %消える! お肌の張りが若返る! お手入れ方法紹介らしい。見出しは女性週刊誌の特集記事そっくり、さて、どこまで信用できるのかな、等と思いながら、家事をやりつつ横目でチラチラ見ていた。

特に大事なのは洗顔か。洗顔前に、石けんを十分泡立てて、できるだけ細かい泡を沢山、作る。どうやって泡立てるのか見逃した!けど、泡立て先生の手には、こんもりと生クリームのような泡が載っている。次に、その泡を壊さない様に顔へ載せ、泡を潰さないように滑らかに顔の上を滑らす。長時間、顔に泡を付けたままだと脂肪分を取りすぎるので、30秒程度で洗い流す。・・・と、ここは分かった。

番組途中では、タイプ別に、「どーしてこの洗い方じゃイケナイか」等、やっていたらしい。例えばゴシゴシ洗いタイプとか(私はこれ!)。でも、これは見逃した。また、クリームのぬり方も説明したらしいが、これも見逃した! 小三の娘がずっと見ていたのだが、彼女の説明じゃ要点がつかめない。

その夜、試しに分かったとこだけやってみようってんで、覚えている洗顔方法をやってみた。と、あまりに顔がスッキリ洗えたのでビックリ! ぜーんぜん力を入れないのに、アカ落としでこすったよりも顔がスッキリしている!! これで厚い顔の皮も一皮むけるかってほどである。番組の他の部分でも、きっと、すっごく役に立つお手入れ方法をやっていたに違いない、と思い、インターネットで必死に検索した。けど、こーゆう時ってやっぱり、欲しい情報が見つからない。

で、現在に至っています。続きを知っている方、どなたか教えてくださいませ(_o_)。(青木美奈子)

 

6月は、梅雨。
 この時期のお天気の特徴は、他の季節と違い、西から東へお天気が変わっていかないことです。テレビなどの天気予報でも、
「梅雨前線の南下に伴い」とか、
「梅雨前線の北上に伴い」という表現を聞いたことがあると思います。
 普段の天気は、上空の偏西風の影響を受けて、低気圧や高気圧が西から流れてくることによって、おおむね西から東へと変わっていきます。
 しかし梅雨は、北にある冷たくて湿った空気のかたまり(オホーツク海高気圧)と、南にある暖かくて湿った空気のかたまり(太平洋高気圧)とが、日本付近でぶつかり合うことによって雨を降らせるので、雨が北から近付いてきたり、南から降り始めたりするのです。
 一般的に、梅雨入りは南の地方ほど早く、沖縄地方では5月のうちに入梅を宣言されます。そして、おおむね7月も終わりのころ、学生さんたちの夏休みのころになると、梅雨明けが宣言されます。
 こうした「梅雨入り」や「梅雨明け」の宣言が毎年話題になりますが、実はそれはマスコミ用語のようなもので、明確な基準はないのです。梅雨というのは一つの季節と捉えられるものなのですが、他の季節にも、例えば「桜が咲いたから、春」というような明確な「合図」があるわけではないのと同様に、梅雨の始まりや終わりにも、本来は決して明瞭な「サイン」があるわけではないのです。
 雨が降ると、洗濯物は乾かないし、食べものは腐るし、通勤には服が濡れて困るし、車などの運転も大変ですよね。しかし、この時期に雨が降らないと農作物は育ちません! そう思って雨にも感謝いたしましょう!!
 (
チャーリー) 

 

 天気予報の見方 「フェーン現象」

 一年を通して、天気予報では「フェーン現象」ということばがよく使われています。が、それは一体どういう現象なのでしょう?
日本は、おおまかに言うと、南(東)には太平洋、北(西)には日本海がありますね? 前者と後者で大きく気候が違うのは、よくご存じのことだと思います。では、この違いはなぜ起こるのでしょう?
 その答えが、「フェーン現象」です。
 フェーン現象とは、風が山を越えるときに、その性質が変わることが原因で起きる現象です。
 たとえば、冬。中国大陸から風が吹いてきます。それは日本海側に大雪をもたらし、雪を降らせながら山を昇っていきます。が、空気が含んでいる水分には限度があるので、山頂付近では乾燥してしまいます。だから山を降りてくる空気は乾いています。(関東平野の「空っ風」はその代表例です)
 と、この現象のもう一つの特徴は、気温の変化です。湿った空気は乾いた空気よりも気温が下がりにくい(上がりにくい)のです。フェーン現象の場合は、山を昇るときは湿った空気の割合で、ゆるやかに気温が下がっていくのに、山を降りるときには乾いた空気の割合で急激に気温が上がります。だから、冬の日本列島は、日本海側ではあんなに寒いのに、太平洋側ではさほど冷え込まずに済んでいるのです。
 これは夏にも言えることです。夏は主に太平洋側から風が吹きます。それが山を越え日本海に吹き抜けます。この現象によって、1933年7月の山形市では、日本の観測史上最高の気温、40.8℃を計測しました。沖縄より暑いですよね!!
 つまり、フェーン現象は高温と乾燥をもたらす現象です。なので、冬だけでなく夏場でも、山越えの風が吹く地域の方々は、火の元に気を付けましょう!
 (
チャーリー) 

 

 「責任を取る」という事は如何なる事だろうか。企業なら辞職、連帯保証なら契約者の代わりに全額返済、個人でも相手にそれなりの誠意を見せて理解を請うのが常識というものではないだろうか。だが単に辞職をしても責任を全うした事にならない場合の方が圧倒的に多いように思える。企業・政治家などが問題を起こして責任追及された場合には、事後処理をきちんとして二度と同じ事が起こらない様に対策を講じてから辞職するのが、本当の「責任の取り方」ではないかと思う。だが昨今では「辞めればいい」「言い訳を繰り返していれば相手も諦めるだろう」というように安易な思考でやり過ごそうとする方々が多すぎる。どのニュース記事を読んでも「潔い責任の取り方」をする方は皆無であるし、人によっては言い逃れに汲々とするばかりか、居座る事を最初から宣言するかのような「謝罪会見」も珍しくない。私の見るところ、日本人の”潔さ”はどこかに消え去ったらしい。誠に情けないが、それがニュースを見聞きして最近強く思った事である。そしていつの日に”潔く”責任を取る方が現れるのか”楽しみ”でもある。(如月 次郎)

 

 私の趣味は情報分析である。
だが特別な勉強をした訳ではなく全てにおいて、独学である。それ故に、時には偏った結果がでているのではないかと疑心暗鬼に陥る事も多々ある。だが十中八九は的を射た結論を引き出していると、自画自賛しないと投稿記事は書き送れない。そんな私も最近再婚を考えているのだが、女性の心の分析が上手く出来ない。何ともおかしな話しだが非常に困難を極めるのが、再婚相手を探す事である。

情報分析という「悪癖」を持つ私の妻になってくれる女性がこの世に存在するだろうか、と思ってみても諦める訳にはいかない。年齢・経歴・資産など何も問う気はなくても、それはこちらの思惑であって相手が私をどのように見ているのかが最大の問題であり、それを知る事が出来るかが、最大の課題でもある。再婚に向けて試行錯誤を繰り返す毎日だが、元気に働ける今の段階で再婚を果たしたいと強く願っている。だが「悪癖」が私の人生を寂しく終わらせるように思えて仕方ない。
いつの日に再婚が成就出来るか、それが最大の課題である事はいうまでもない。(如月 次郎)

 

 人間では男女・動物では雌雄と表現するのが「性差」である。ではこの性差に差別があるのだろうか?私は差別は存在しないと思っているが世間では論争・議論があるようだ。男女雇用機会均等法が議論の中核になっているようだが、法律で男女の性差を定める事には余り意味がない、と私は思っている。

理由として一人一人の解釈や捉え方が異なるのが当然と思うからだ。だが行き過ぎた性差別の解釈をする方々が非常に多いのも事実のようだ。議論の場に時々訪れては内容を精査して、意見を述べているが(ネット上)男女共お互いに、相容れない主張を繰り返しているようで確執になっているようにも思える。元来男女は相容れない性別と思えば良いのだが、どちらが優位、有利であるのか・どちらが得か損かに終始した議論には辟易してる。
その論じ方自体が「差別」に思えてならない。結論を出さずとも仲良く暮らせる方法を探し出し広める方向性を出せる方がずっと良い結果を出せるように思うが世の男女諸君は、争う事がお好きなようである。(如月 次郎)

 

私の温泉好きは中学生からという筋金入り、どちらかというと秘湯好みで、山奥のクマが出てくるような温泉が大好きです。かといって完全に人里から離れているというのも不安ですが。
「どっちだ!」という声もありましょうが、本来小心者の私としては、あんまり辺鄙なところもかえって、心惑わすところがあり、好きにはなれません。
温泉はなんといっても自然と一体化していて、山が見えたり海が目の前だったりしているのが好きで、露天風呂の無い施設は好きではありません。
特に近頃ハヤっている「循環温泉」。いくら源泉100%でも、循環させては身も蓋もありません。
やはり「掛け流し」が温泉の醍醐味ではないでしょうか。
枯渇した源泉を循環する。ということは、0に近い資産を使いまわす「自転車操業」と同じ。なにもそこまで温泉にこだわらなくてもと思う反面、がんばってるなあという応援の一面もあります。しかし、「温泉」を標榜するなら、せめて露天風呂くらいは掛け流しにして欲しいものです。
私は北湯沢のとある温泉ホテルに入ってガッカリしました。湯面に塩素の香りが漂っているのです。そうです、ここは「循環風呂」だったのです。
確かに300坪もあるような露天風呂に、掛け流しはムリかも知れません。しかし、全国から来た温泉ファンをガッカリさせないでもらいたいものです。
豪華な浴場設備を誇るより、上質な源泉を掛け流しにするほうが、よっぽど「贅沢」だと思うのですが。近頃は勘違いをするホテルが多くて困り者です。
北海道=雄大=自然がいっぱい=掛け流し温泉。これが私の観光客に向けるメッセージだと思うのです。

「源泉が枯渇したから循環でごまかそう」これでは、「シシャモが獲れないからキャペリンでごまかそう」というどこかの場外市場食堂と変わりありません。
ごまかし=観光客の枯渇=荒れ果てた温泉街という図式にならないよう、みんなで考えて行きたいものです。(ハッカ御殿)

 

 《フレーバーリィティーで上品なジャムを!》

 最近は美容や健康のためにさまざまな果実入りのフレーバーリィーティーが簡単に手に入るようになりましたが、どれも一般のお茶・紅茶・コーヒー類に比べると少し割高になっています。そこで,飲料として楽しんだ後の飲みガラは、捨てずに、水気を絞ってから、冷凍保存しておきます。ある程度15〜20袋たまったところで、一人用サイズの土鍋(100円ショップなどで売られています)にいれ、50〜80ccほど水とお砂糖(量はお好みで)を加えて、10〜20分ほどごく弱火でとろみのつくまで、煮込みます。仕上げにレモン汁を1/2個分加えてできあがりです。土鍋を使うのと、煮込む量が少ないので、すぐに出来上がります。ラズベリーティー、ローズヒップティーなどは、特に鮮やかな色に仕上がり、さわやかな酸味と甘味で、とても出し殻利用のジャムとは思えない仕上がりです。(ブルック)

 

*採用分以外は4月に投稿いただいたコラムを投稿順に掲載しました。

*コラムによっては後日採用となる場合もあります。その際は、採用月に原稿料をお支払いしています。