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なぜ病気になるのか?

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1110-3 皆さんご自分の病気を見つめて考えられたことはありますか?
答えは意外と簡単なことなのです。
例えば、ガンは血液が少なく冷えている場所にできる。めまいは頭に血が不足して栄養されていないと起こる。痛みは血の流れが滞ったところに生じる。赤ちゃんは血が不足して子宮が冷えるとできにくい。発疹は解毒が追いつかないと出る。脳梗塞や心筋梗塞は血が行かず堰き止められると起こるなど・・・
要するに、十分な血液が全身を巡り体を温めていれば、皆さん老衰で幕を閉じることができるわけです。
次に行うことは、血がそこへ行かない原因を探ることです。
大きく分けて2つ
根本的に不足しているのか、何らかの理由で堰き止められているのか、そしてどちらかがわかれば、具体的に何故そうなっているのかを探るわけです。
これが、漢方診断の弁証論治です。
原因がわかれば、まずは食養生や生活養生をしますが、漢方薬はさらにフォーカスして、足りない部分を補う、冷えている箇所を温める、余分なものを取り去るなどの生薬を組み合わせ、その方にピッタリのお薬をお出しできます。本当に、オーダーメイドで体に優しいですよね。
養生には手遅れはありません。どんな病気でも必ず改善して今よりも快適に過ごすことはできるのです。皆さんも養生を学ばれませんか?自分に合った養生を身につけましょう。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)
2011-10

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