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実質、消費税減税に? 

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(絵:そねたあゆみ)

 来年10月に予定されている消費税増税では、キャッシュレス決済をしたら購入額の2%をポイントが還元されるのだそうだ。飲食料品は8%に据え置かれるので、キャッシュレスで購入した場合、2%ポイント還元されると、消費税は、実質6%となり、この場合、むしろ減税になるのだ。
 スマホでキャッシュレス決済の方法は前回号でも記したようにすでにマスターしたので、ポイントカードをスマホで処理できるように現在、奮闘中である。
 朝の体操会の帰りにコンビニに寄り、朝食兼昼食の食材を購入するのが日課となっている。小生の生活範囲にはセブンイレブンとローソンがあるが、主に寄るのはセブンイレブンだ。支払いカウンターの前に、スマホ登録のバーコードの案内が置いてあり、丁寧にも、QRコードコピーした紙も小さな箱に入れてある。若手の店員に聞いて、GRコードを読み取っってもらいその後の入力は自宅に帰ってから行うことにしたのだが、エラーが出てなかなか登録が完了しない。3日続けて店員に聞いてやっと成功。会計前にスマホを見せて、スマホに表示されたバーコードを読んでもらう。コーヒークーポンが出ていますが、使いますかと言われたので、使うと返事したら、空のコップを渡された。コーヒーの淹れ方も初心者だったが隣でコーヒーを入れていた若い女性に聞きながら、かぐわしいコーヒのゲットに成功。帰宅途中の公園で温かい朝のコーヒをゆっくり味わった。その日は1日、得をした気分だった。
 小生はポイントカードはあまり持っていないし、通常はサイフに入れていないのだが、それでも何枚かある。ローソンのPontaとdPOINT CARD,T-POINTをスマホに入れ込んだ。これでサイフとも完全におさらばだ。家人のサイフは各種ポイントカードでサイフがパンパンになっていので、次はこれの減量にもチャレンジしたい。
 終活をしている高齢者は、もう買いたいものもあまりなく、エンゲル係数が高いので、ポイント戦略で消費税増税ならぬ消費税減税にチャレンジして生活防衛をすることだ。いつまでも、「私はまだガラケーよ!」と自慢をしている場合ではない。
(ジャーナリスト 井上勝彦)

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