おもしろコラム通信 6月号 2004.06.3 No.002

 

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「夜泣き」で丈夫な歯が生える?

 赤ん坊の「夜泣き」は、早い子だと3ヶ月から始まります。何をしても泣き止まない我が子を抱き、途方に暮れるお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。この「夜泣き」という言葉はアメリカにはありません。アメリカの赤ん坊も、もちろん「夜泣き」をするのですが、「夜泣き」とは言わずに「ティージング(teething)」と言うのです。

「ティージング」とは、歯が生え出す時に感じる「痛痒い」症状に赤ん坊がむずがり、大泣きする、というもの。小児科の先生に「娘が夜中に大泣きして酷いのですが・・・・・・」と相談しても「オー!ティージング」と言われるのみでした。市販の塗り薬まで売られていますが、これは気休めだと先生は言っていました。

「ティージング」は、赤ん坊にとって嫌な症状だけれど、順調に成長している証拠だから、とアメリカ人は言います。アメリカでは、添い寝をする人は少ないのですが、それでも夜中に泣けば、殆どの親は子供部屋へ行き、大丈夫か確認するので「ティージング」も、しんどいことは、しんどいのです。

この「ティージング」は、日本の「夜泣き」と違い「日中に十分に運動していないから」とか「夜にお乳をあげるから」とかいう親へのプレッシャーがないので、親にとっては非常に気が楽です。

「夜泣き」が酷くても、丈夫な歯が生えてきている証拠だから!と思えば少しは気が楽になるのではないでしょうか?どうでしょう?
(Julie) (絵 吉田たつひこ)

 

梅雨に感謝
 この時期のお天気の特徴は、他の季節と違い、西から東へお天気が変わっていかないことです。テレビなどの天気予報でも、
「梅雨前線の南下に伴い」とか、
「梅雨前線の北上に伴い」という表現を聞いたことがあると思います。
 普段の天気は、上空の偏西風の影響を受けて、低気圧や高気圧が西から流れてくることによって、おおむね西から東へと変わっていきます。
 しかし梅雨は、北にある冷たくて湿った空気のかたまり(オホーツク海高気圧)と、南にある暖かくて湿った空気のかたまり(太平洋高気圧)とが、日本付近でぶつかり合うことによって雨を降らせるので、雨が北から近付いてきたり、南から降り始めたりするのです。
 一般的に、梅雨入りは南の地方ほど早く、沖縄地方では5月のうちに入梅を宣言されます。そして、おおむね7月も終わりのころ、学生さんたちの夏休みのころになると、梅雨明けが宣言されます。
 こうした「梅雨入り」や「梅雨明け」の宣言が毎年話題になりますが、実はそれはマスコミ用語のようなもので、明確な基準はないのです。梅雨というのは一つの季節と捉えられるものなのですが、他の季節にも、例えば「桜が咲いたから、春」というような明確な「合図」があるわけではないのと同様に、梅雨の始まりや終わりにも、本来は決して明瞭な「サイン」があるわけではないのです。
 雨が降ると、洗濯物は乾かないし、食べものは腐るし、通勤には服が濡れて困るし、車などの運転も大変ですよね。しかし、この時期に雨が降らないと農作物は育ちません! そう思って雨にも感謝いたしましょう!!
 (
チャーリー) (絵 吉田たつひこ)

 

 

ペパーミントティー

 

6月は梅雨の季節。うっとうしさをできるだけ感じないように過ごしたいものです。今回ご紹介するのは、そんな時にぴったりのペパーミントティーです。ミントには、消化不良・胃もたれ・吐き気・下痢・便秘などの消化器系の不調、鼻づまりや咳などの呼吸器系の不調を緩和する働きがあります。精神的には、気分をリフレッシュさせたり、頭をすっきりさせ思考力を高めたり、また、イライラや興奮を鎮める働きもあります。頭痛の時にもいいので、ご家庭に一鉢買っておくと便利かと思います。ドライミントでも代用可能で味も変わらずおいしいのですが、ミントの生葉を浮かべると見た目にもいいので、特にお客様にお出しする場合などは、是非、生のミントをお使い下さい。どちらの場合も、ミントは控えめに使用するのがポイントです。ミントとロゼワイン、それと少しの甘みの組み合わせが絶妙で、普通のミントティーが苦手な方にも喜んでいただいています。是非是非おためし下さい。

 

<ペパーミントティー・2杯分>

茶葉・・・ティースプーン2杯弱(ディンブラBOP)

水・・・350cc

ペパーミントの葉・・・小〜中程度の大きさ5枚

(ドライミントの場合は軽くひとつまみ程度)

ロゼワイン・・・各々のカップにティースプーン1/2〜1杯づつ

砂糖・・・少々

@温めたティーカップに砂糖少々とロゼワインを入れる。

Aミントの葉のうち、小さいもの2枚は飾り用に取っておく。

B温めたティーポットにミントの葉3枚を入れ、その上に茶葉を入れ熱湯を注ぐ。

(ドライミントの場合は全部入れる。)

C約3分蒸らし、茶こしを使ってカップに注ぐ。

DAのミントの葉をそれぞれのカップに浮かべる

(紅茶コーディネーター 吉野留美) (絵 吉田たつひこ)

 

フレーバーリィティーで上品なジャムを!

 最近は美容や健康のためにさまざまな果実入りのフレーバーリィーティーが簡単に手に入るようになりましたが、どれも一般のお茶・紅茶・コーヒー類に比べると少し割高になっています。そこで,飲料として楽しんだ後の飲みガラは、捨てずに、水気を絞ってから、冷凍保存しておきます。ある程度15〜20袋たまったところで、一人用サイズの土鍋(100円ショップなどで売られています)にいれ、50〜80ccほど水とお砂糖(量はお好みで)を加えて、10〜20分ほどごく弱火でとろみのつくまで、煮込みます。仕上げにレモン汁を1/2個分加えてできあがりです。土鍋を使うのと、煮込む量が少ないので、すぐに出来上がります。ラズベリーティー、ローズヒップティーなどは、特に鮮やかな色に仕上がり、さわやかな酸味と甘味で、とても出し殻利用のジャムとは思えない仕上がりです。(ブルック)

 (絵 吉田たつひこ)

 

ごま豆腐
材  料 (4・5人分)  

くず粉
500cc
 50g
純 練りごま
  (白or黒)
 50g
 (基本)
練りごまは 多めにすると
 
濃い味になります
 (1.5倍ぐらい)

作り方

@くず粉を容器に入れ、泡だて器でやさしくかき混ぜる。

A別の大き目の容器に練りごまを入れなめらかに混ぜて、水とくず粉を混ぜたものをすこしづつ加えて溶きのばす。

Bフタなしで500Wで3分加熱し(中央が盛り上がる)取り出して木杓子でよく練る。再びレンジ500Wで2分加熱してよく練る。その後 1分加熱を3回繰り返し、その都度空気を入れないように練って 仕上げる。

C型をぬらし (型がないときは人数分の小鉢)生地を流し込んで 表面を平らにならし粗熱が取れるまで常温でさました後冷蔵庫で ひやす。

 

(電子レンジ料理研究家 MaRoママ)絵写真共

 

フクレ現象対策

湿気の多い季節や大雨のあとに突然、気温が上昇した時、塗膜中に浸み込んだ湿気が塗膜を押し上げて、フクレ現象をおこすことがあります。車はなるべく屋根のある駐車場に置きましょう。小さなフクレは天気が良くなれば自然に消える場合もありますが、ひどい場合はそこからハガレがおこることがありますから、早めに再塗装しなければなりません。いずれにしても一度、専門工場に相談してみるのが良いでしょう。

 

 

(鈑金塗装新聞編集長 井上勝彦) (絵 吉田たつひこ)

 

 

 

 

都内某所のコンビ二「○ンクス」のお話。
以前「漢汁(おとこじる)」というカップ味噌汁を置いていて私を悦ばせた店である。
それが消えて数ヶ月が経ち、私の記憶からは忘却されかかっていた昨日の事だった。
「ヌーダブラ」である。一見目立つようだがちょっと地味なとこにそれはあった。
大人の女心を捉えたあの「ヌーブラ」のパチもん。
実は某ディスカウントショップでもそれは売られていて、友人with私の中で密かにブームな一品である。
それが、コンビニに、あった。
各コンビニが不況の中しのぎを削り、多様なサービスの提供、オリジナルな商品開発に力を入れる今、セレクトショップ化(?)を目指しているのか何なのかわからないその「サン○ス」。店長の思惑と今後の売り上げの動向が気になるところである。

(ちたま)

 

良い香りを放つ百合が・・・。

小生の家の裏庭に整列して植えてある百合の球根たちが花を咲かそうとしている。
もちろん小生が植えたのではない、父がかなり昔から大事に育て可愛がってきた百合の球根たちだ。
その百合たちがもうすぐ花を咲かせそうな感じだということにきょう気がついた。
以前勤めていた会社の取引先に、その百合を2本持っていき事務所に置いてもらったことがあった。
女性事務員で花好きの彼女は大変喜んでくれたことを、今でも昨日のことのように覚えている。
「立てば芍薬座ればボタン歩く姿は百合の花」と古来より言われるが、真に美しく良い香りを放ち
小生の気持ちを和ませ、周りの人間たちまでも喜ばせてくれる。
父の愛情がたくさん詰まった百合の香りは会社で味わうストレスを一気に解消してくれる。
父は昔から体があまり丈夫ではなかったが、農業を続けてきた。
野菜栽培や花の栽培そして養豚業も昔は営んでいた。
そうしながら、会社員として勤めていた時期もあった。
小生たち息子三人を育てるためには、出稼ぎまでしていたと、父の思い出話で聞いている。
その家族思いで、子供たち三人を誰よりも愛してくれる、父の育て続ける百合の花たち。
今は球根から姿を変えて地上に幹を伸ばし、花のつぼみを重そうに垂れさせているけど
冬の時期には地中に隠れて「いなくなったの?」と思わせるほど、静かに春を待っている。
父と母に愛され小生たち兄弟は育った、そして一番ヤンチャだった小生だけが一緒に暮らし百合たちと対面できる。
とっても喉かで愛情に満ち溢れ、素晴らしい環境の中でコラムを書き、ポエムを書き、投稿記事を
書きながら会社勤めもしている。
その原点が父の作ってくれた家庭であり心を和ませてくれるのが、庭に咲く花たちである。
もう少し年月が過ぎたら小生も父に教わり花を育てたい、そして今までと違ったコラムやポエムを
書けるようになりたい。
重そうに垂れ下がる百合のつぼみを見てそんなことを思う如月次郎だった。

(如月次郎)

 

聖湖の摩訶不思議

 長野県のとある場所に「聖湖」(ひじりこ)という”みずうみ”があるのを皆さんご存知ですか?
私がまだ長距離トラックの運転手で全国を走っている頃に偶然目にした光景でした。(え! 普段と書き方が違うって?)
確か高速道路かバイパス道路の橋げた関係の資材を現場に届ける仕事で行った現場の途中の山頂付近で見掛けたのが「聖湖」だったと思っていますが、この湖には只ただ驚かされました。
何せ”山の頂上付近”に水を満々と湛えていて、「何故零れ落ちないのか?」と????となるほどの光景が何事もなかったように存在しているからです。
看板があり駐車場まで完備しているのは、観光名所という事だろうと思いましたが、良く見ると湖の周りにはそれより高い山の存在がないのです。
普通に考えれば高い山からの伏流水が湧きあがり(ポンプの作用で)水を湛えていると想像しましたが、それらしい山がないのです。
何とも大自然の摩訶不思議さをまざまざと見せつけられる光景でしたが、似たような環境の場所をもう一箇所知っていましたが、そちらの山の頂上は「井戸」でした。
静岡県にある「粟ヶ岳」(あわがたけ)というそれほど高くない山の頂上にある古井戸は昔は水が汲めて、おまけに神社かお寺があって、宮司ないしはお坊さんが住んでいたと聞きました。
ですが、そこもそれより高い山が近くに存在しませんでしたので、それはそれは驚きました。
と言うよりは「本当かなあ?」と疑いたくなるほどでしたが、聖湖の存在を知ってから人間には想像付かない、想像出来ない大自然の存在に気が付いたというようなことでした。
この聖湖の付近を通りが掛かった時に気が付いたのが、「頂上付近の湖の周りの土」が粘土質を思わせるような感じだったことです。もしも岩山なら水が湧きあがっても、満々と湛えることは出来ないでしょう。
粘土質の地形が湖を作り出したのは分かりますが、ではその水達は何処から沸きあがってきたのか、とても興味が湧き調べて見たいという衝動すら感じました。
出来る事なら”雨水”になり聖湖に沸きあがってみたいとさえ思ったくらいです。
人間の科学や化学では計り知れないものがそこら中に散らばるのが地球かも知れませんね!
そのように思うと人間って存在は”微々たる”ものでしかないのかもしれません。
人間・大自然・宇宙は計り知れない貴重なものなのかもしれませんね!
今度ご家族でも出掛けてみてはいかがですか?
長野県のマップを広げて「聖湖」で探すか、インターネット検索でも簡単に見つかるかもしれませんよ。
ぜひ一度ご覧あれ「聖湖」の不思議を!
(如月次郎)

 

星空
まだ長距離トラックの仕事をしている頃に長野県の松本城の近くに行った事がありました。現場はかなり山の奥で人里離れた場所と言ってもいい所でした。季節は真冬で私の走るトラックの前を夜にも関わらず除雪車が走りながら融雪剤も巻いていました。のろのろと走っていましたが、後ろを付いて走るのが一番安全と思い数十分ほどのろのろでした。しばらくすると現場に着き事務所にいって待機場所を聞いてそこへ着いたのです。そして下世話ですが、小用を足しに車から降りて驚きました。何しろ私は鹿児島出身者ですからその風景は初体験でした。ダイアモンドダストが目の前でキラキラと眩しいくらい輝いていたのです。数分間見とれていて用を足すのを忘れたくらいです。そして今度は妙に明るい事に気付き空を見上げると、星の輝きで周りがで明るいのです。月ではなく星明りで明るいのです。周りの景色がぼんやりと見えるくらいの明るさでした。それはもう驚嘆したと言ってもいいくらいでした。あれ以来あのように明るい星空など見た事はありません。おまけに氷点下何度かでなければダイアモンドダストは見れないと言いますし、湿度も微妙に関係すると聞きます。幸運・u桙ナした。そしてあの星空をもう一度見たいとこの頃懐かしく思いだします。
(如月次郎)

 

*採用分以外は5月に投稿いただいたコラムを投稿順に掲載しました。

*コラムによっては後日採用となる場合もあります。その際は、採用月に原稿料をお支払いしています。

*主宰者出張中につき、5月分の稿料(イオカード)の発送は6月8日になります。

*7月号の原稿締め切りは6月15日です。

 

5月新規登録コラムニスト紹介

★ペンネーム=林 ニコラ

○大阪市在住

○資格・趣味・経歴など
 コピーライター、広告代理店営業などを経験。現在、Regident*というアートマネージメントを中心としたプロモーションユニットを作り、さまざまなアーティストのサポートを行なう活動を中心としている。ナンシー関をリスペクトし、特にサブカル系のテーマを中心にいろんなメディアに書きたいと思っている。

 

★ペンネーム=紺野 エイリ

○東京都在住

○資格・趣味・経歴など
 高校卒業後、カナダ、バンクーバーに7年間留学。UBC大学で文学を専攻し、昨年(2003)帰国。現在、ライター、翻訳、国際フロントのアルバイトをしながら就職活動中。資格 TOEIC910 TOEFL600 TransMart翻訳者趣味 イタリア語、サッカー、ギター、読書

 

★ペンネーム=ちたま

○東京都在住

○資格・趣味・経歴など
 大学生。ニートかもしれない。最近は専らビールの飲みみ飲み野球観戦(テレビ)

★ペンネーム=ヲサム

○鹿児島県在住

○資格・趣味・経歴など
 物書き志望の高校生。
好きな作家は、太宰治、柳美里。

 

 

 

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