おもしろコラム通信 8月号 2005.8.16 No.016 |
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ご先祖さまを想い手を合わす 8月13日から16日は、先祖の精霊を迎えて供養し、故人をしのぶ「お盆」です。この「お盆」とういう名称は、盂蘭盆(うらぼん)から来ているとされています。盂蘭盆とは、インドの古い言葉で"ウランバナ=逆さ吊り"という意味。お釈迦様の弟子である目蓮が、亡くなった母親が、あの世で"逆さ吊り"に苦しんでいる事を霊力で知り、お釈迦様に救う方法を請ったところ「7月15日に布教の旅に出発する修行僧に食事を振舞えば、その徳であの世で苦しむ人を救え供養になる」と諭されたと言い伝えられており、これがお盆の原型なのだといわれています。日本でお盆という行事が始まったのは7世紀、推古天皇が始めてとされています。当時は上層階級だけが行う行事であり、一般庶民に「お盆」行事が広まったのは江戸時代からでした。この「お盆」は、仏教が根付く近隣諸国でも行われている大切な行事です。 お隣の韓国では、旧暦に従い9月15日前後に"チュソク=お盆"があり、この時期は日本同様帰省ラッシュとなります。日本同様に行われるお盆ですが、韓国では盛大な料理が振舞われるのが特徴です。 台湾でも、"中元節=お盆"が旧暦で行われます。テーブルの上に溢れんばかりの食べ物を置き真ん中にお線香を立てて、軒先で霊を迎え入れるため「紙のお金」を燃やします。この紙のお金には金、銀、無地があり、金が仏様用、銀がご先祖様用、無事が無縁仏用。台湾では、先祖だけでなく成仏していない霊なども、お盆の時期には戻ってくると信じられており、無縁仏が悪さをしないように、彼らの分の食べ物や紙のお金を用意するのです。 ちなみに日本のお盆は、13日の夕方に迎え火を焚いて先祖の霊を迎え、14日・15日は親戚一同が集まり飲食をし、お経をあげて先祖の霊を供養し、16日に送り火を焚いて先祖の霊を送るのが一般とされています。 帰省されない方も、お盆の時期にそっとご先祖さまを想い心の中で手を合わせてみてはいかがでしょうか。 (JULIE) |
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試食販売に食卓を彩るヒントあり
(講談師 旭堂花鱗)
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エルニーニョとラニーニャ (気象予報士 チャーリー)<過去投稿分の採用>
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食べ過ぎと運動不足が病気を作る 健康相談にいらっしゃるお客様の舌を拝見しますと、多くの方が、水を持って冷えているか、湿熱といって、毒素がたまり、血液を汚しているかです。水を持って冷えている方は舌に薄い苔がはえており、水を含んでぼってりとし、舌の横に歯形がついていることがあります。また、食毒を溜めている方は、舌にびっしりと白〜黄色の苔がはえています。 現代人は一般的に食べ過ぎで、その割には体を動かしていないため、いわゆる体が不完全燃焼を起こして、体の中に毒素がたまりくすぶっている状態です。 このような状態になると、体がだるい、疲れやすい、肩がこる、風邪をひきやすい・・・となり、長く続くと高血圧高脂血症、糖尿などの生活習慣病を起こしてゆきます。さらにこういった状態が続くと、免疫にまで影響し、発ガンしやすくなります。 心当たりのある方は、食事の量を減らして、体をよく動かしましょう。散歩などに時間をとれない方は、寝る前のストレッチだけでも心がけて下さい。寝る前に、血流を良くしておくと、免疫パトロールもスムーズになり、ガン予防になります。 (薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)
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盛夏に強い 女性の味方 肥料をやりすぎると葉ばかりが茂りますし、水をやりすぎると根腐れをおこしますから、園芸初心者にはうってつけの花といえます。あまり世話をしないほうがいいのです。 最盛期は5月から9月ですが、猛暑の折は、さすがに株が弱るので、半分くらいに切り詰めるとよいようです。挿し木で株を増やすのは本来5〜6月が適しますが、剪定した枝でさし枝を作り、冷房のきいた日のあたらない室内で、挿し木をすることができます。発根は23〜26度が適しています。 さて、ゼラニウムの香りは比較的強いので、あまり好きではない人も多いようですが、意外にも、このありふれた花には女性ホルモン系のバランスをとり、月経不順時の不快症状や、更年期障害の症状をやわらげる効果があります。血液の流れをよくするので、女性にとってはうってつけの香りといえます。また、ある程度の虫除け効果もあるそうです。精油が市販されていますが、剪定枝をよく洗ってから、浴室に飾るのも夏の疲れに一役買うのではないでしょうか。 (ブルック) |
ビールのおつまみに簡単チヂミ
ビール片手にテレビでナイター観戦の季節です。ビールのおつまみといえば、枝豆が定番ですが、ちょっと気分をかえて韓国料理、チヂミなどつまんでみてはいかがでしょう。 チヂミといえば、ねぎにイカなどが入った海鮮風味の物を思い浮かべがちですが、それは韓国ではパジョンと呼ばれて、チヂミとは区別されています。 何が違うかと言われて韓国人でもうまく答えることができないのですが、さしずめ、関西風のお好み焼きと広島風のお好み焼きの差とでもいうべきでしょうか? パジョンとは、ねぎを使ったチヂミのことで、ねぎに生地をからめるようにして焼き上げていきます。 そして、チヂミは、色々な具を生地にまぜ合わせから焼いていきます。作り方の違いと言い切れるものでもありませんが、そんなところと言っていいでしょう。 実際のところ 韓国の家庭では、チヂミの具材はなんでもありです。一例をあげてみると、ニンジン。細く千切りにしたニンジンを、小麦粉と卵を水で溶いた生地に混ぜ合わせて、たっぷり目のごま油でこんがり焼くだけ。生地に、少し塩か、コンソメを加えて味をつけるとより美味しさが増します。 これだけで、ニンジンのチヂミのできあがり。代わりにジャガイモを使えば、ジャガイモのチヂミに早変わり。 どうです?これなら簡単に作れそうじゃありませんか?醤油にごま油を適量垂らしたタレでいただきます。 一度お試しください。 (韓国食文化研究家 カン美加)<過去投稿分の採用> |
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この時期デパートの催事コーナーなどでは特設のお中元コーナーが設けられて連日賑わっています。 |
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「おはぎ」と「ぼたもち」。見ためも味も同じようなのに呼び名が違うだけなのか、そもそも別の物なのか、不思議に思っていた方も多いのではないでしょうか。それぞれに「お萩」「牡丹餅」と漢字を当てると少しピンときませんか?元々は萩の季節・秋のお彼岸に食べるものを「おはぎ」、牡丹の季節・春のお彼岸に食べるものを「ぼたもち」といって、小豆の粒をその季節に咲く萩と牡丹にそれぞれ見立てたものです。 |
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ガムテープの使い道 (MYKAN) |
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仲良きことは美しきかな |
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母親の遺産 |
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72)さとみ(ペンネーム) 69)成宮わたる(ペンネーム) ・趣味は読書。お笑い鑑賞。 *広島県在住 --------------------------------------------------- |
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