6月は梅雨の季節。うっとうしさをできるだけ感じないように過ごしたいものです。今回ご紹介するのは、そんな時にぴったりのペパーミントティーです。
ミントには、消化不良・胃もたれ・吐き気・下痢・便秘などの消化器系の不調、鼻づまりや咳などの呼吸器系の不調を緩和する働きがあります。精神的には、気分をリフレッシュさせたり、頭をすっきりさせ思考力を高めたり、また、イライラや興奮を鎮める働きもあります。
頭 痛の時にもいいので、ご家庭に一鉢買っておくと便利かと思います。ドライミントでも代用可能で味も変わらずおいしいのですが、ミントの生葉を浮かべると見 た目にもいいので、特にお客様にお出しする場合などは、是非、生のミントをお使い下さい。どちらの場合も、ミントは控えめに使用するのがポイントです。
ミントとロゼワイン、それと少しの甘みの組み合わせが絶妙で、普通のミントティーが苦手な方にも喜んでいただいています。是非是非おためし下さい。
<ペパーミントティー・2杯分>
茶葉・・・ティースプーン2杯弱(ディンブラBOP)
水・・・350cc
ペパーミントの葉・・・小~中程度の大きさ5枚
(ドライミントの場合は軽くひとつまみ程度)
ロゼワイン・・・各々のカップにティースプーン1/2~1杯づつ
砂糖・・・少々
①温めたティーカップに砂糖少々とロゼワインを入れる。
②ミントの葉のうち、小さいもの2枚は飾り用に取っておく。
③温めたティーポットにミントの葉3枚を入れ、その上に茶葉を入れ熱湯を注ぐ。
(ドライミントの場合は全部入れる。)
④約3分蒸らし、茶こしを使ってカップに注ぐ。
⑤②のミントの葉をそれぞれのカップに浮かべる。
(文:紅茶コーディネーター 吉野留美/絵:吉田たつちか)2006-06