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安全運転に欠かせない危険予知

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み なさんは車を運転していて高速道路や一般道で合流しようとしている時合図はどちらに出すでしょうか。右側に合流するのだから右の合図を出しがちですが、左 に合図を出すのが正しいのです。06-06-12右の車線に合流する為に左に曲がるからです。ちょっとまぎらわしいですね。合流する為に右の合図を出してしまっても本当に 右に曲がりさえしなければ事故にはなりませんが、中にはお互い違う意味に捉えていた為に事故になってしまった合図もあります。

例えばパッシング、追い越しをする、注意を促すなどの意味の他に道を譲る時に譲る側が「お先にどうぞ」という意味でも広く使われていますが一方では「こっちが先に出るから出てこないでね」という逆の意味で使っている人もいます。

パッシングをされたから「譲ってくれるんだ」と思って出たのに、同時に向こうも出てきたので衝突してしまったということになります。また相手方からしてみれば、パッシングをしてから出ているのに向こうが無視して出てきてしまったということになります。パッシングをされたらこうする、パッシングをしたらそうしてくれる、

実際にそういう場面に立たされれば誰もが条件反射的に行動してしまうでしょう。やはり「もしかしたら~かもしれない」という危険予知が安全運転には欠かせませんね。

(文:ディック・ハンター/絵:吉田たつちか)2006-06

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