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痛くないって本当?

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04-09-02「無痛分娩」や「帝王切開」は、痛みを感じず楽してお産ができる、というイメージが強いですが、実際はそうでもないことをご存知でしょうか?
「無痛分娩」の麻酔は、子宮口が4~5センチ以上開かないと入れてもらえません。なので、陣痛に伴う痛みを強く感じていても、子宮口がなかなか開かない人は、痛みと戦っていなければならないのです。また、お産の進行が早すぎる人も要注意。麻酔は子宮口が9センチ以上開いてしまうと効き目がなくなります。
「無痛分娩」は、子宮の収縮や子宮口が開くことによって感じる痛みに関わる、脊髄の神経に麻酔を注入する「硬膜外麻酔」が一般的ですが、中には麻酔が効かなかったり、効きすぎる人が少なくありません。効きすぎる場合、痛みは全く感じなくなるものの、腰から下の感覚が全くなくなるので、いざ赤ん坊を「いきみ出す」時に、どこに力を入れたらよいのか分からなくなってしまうのです。また、麻酔が切れた後に感じる後産の痛みや、切開等の痛みを酷く感じる人も多く、麻酔により数日以上、足がしびれたりする人もいます。
「帝王切開」は、お産の直後から痛みが始まります。お腹を切っているため、力が入らず、動く度に激痛を感じ、快復も普通分娩に比べると1~2ヶ月遅く、慢性的な子宮内膜炎に悩まされたり、術後の痕がケロイド状になってしまうケースもあります。また、腹部の手術なので、子宮の周りの内臓の位置が少しづれることがあります。
「帝王切開」で第一子を「普通分娩」で第二子を出産した私は、第二子出産後の身体の快復の早さに驚きました。陣痛の痛みよりも、帝王切開後の痛みの方が酷いと感じました。もちろん個人差はあるでしょうが、私の周りでVBAC(帝王切開後に普通分娩すること)をした人は、皆、普通分娩の方が楽だったと言います。
「無痛分娩」も、スムーズに行き、満足するケースが多いですし「帝王切開」も母子の健康を考えて行われる手術であるので、良い、悪いは、ありません。もちろん「普通分娩」も痛み大きな痛みを伴います。楽な出産など、ないということなんだと思います。
出産を控えている人には、脅しになってしまいましたが「案ずるより産むが易し」の通りですし、痛みを乗り越えて我が子に会える喜びは、この上ないもの。頑張ってくださいね!
(Julie) 2004-09

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