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治る人と、治る機会を逸する人

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(絵:そねたあゆみ)

 同程度の病状でも治る方と、治る機会を逸する方とがありますがその違いは?日常の臨床で感じることを箇条書きにしてみました。
★治る人
①気づきがある人・・・自分の生き方、心のあり方、食物、生活習慣等どこに問題があったかを気づける人②アドバイスを素直に受け止める事が出来る人③どのような結果も、自分が生んだことと思える人(自分の生き方に責任をとれる人) ④体験的直感力を大切にする人⑤方針が決まれば、迷わずに前進する人⑥状況に応じて、臨機応変に軌道修正出来る人⑦養生生活に楽しみを感じている人⑧ありのままの自分を認め全ての事に感謝する人⑨今この時を大切に生きる人⑩病に向き合い、根気よく改善しようとする人
★治る機会を逸する人
①自分の状態に気がつけない人②頑固で人の話を素直に聞けない人③自分の病気を、誰かのせい、薬等のせいにする人④検査結果やデーターに捕われて一喜一憂する人⑤ドクターショッピング、健康食品ショッピングを次々として、迷いが多い人⑥何が何でもこれしかないという方法に頑固に囚われる人⑦養生を義務のようにせねばならないと思い、辛い気持ちでやっている人⑧医師のいいなりになったり、人を気遣いすぎて、自分自身の気持ちを封じ込める人⑨過ぎたことを悔やみ、先々まで心配し、今生きているを有り難いと思えない人⑩病気や養生をなめてかかったり、すぐに投げやりになったり、治った人の表面だけをまねる人
 悪くなるスイッチを切って、良くなるスイッチを入れるのは、やはり自分自身ですね!
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)2017-10

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