(絵:そねたあゆみ)
ここ数年、年々気候が激しくなってゆく感じがありますが、梅雨に入ってからの体に与える影響は絶大です。
持病が悪化している人、突然の発作(脳出血や心筋梗塞など)に襲われた人、まだ寿命と思われないのに、亡くなった人・・・・などが多く、こちらも心に堪えます。
高温多湿の最近の気候が、自律神経に与える影響は多大でホルモン系、免疫系まで影響をもたらし、あっという間にストレス閾値を超えてしまいます。
60兆個の細胞にとってのストレスとは
1,物理的ストレス・・・暑さ寒さ、気圧の上下、湿気と乾燥、騒音、放射線、紫外線
2,化学的ストレス・・・酸アルカリ、活性酸素、薬品毒、低酸素低栄養、高血糖
3,生物学的ストレス・・・細菌、ウイルス、炎症、発ガン、老化
4,精神的ストレス・・・不安、孤独、恐怖、情志不遂、うつ等で気候がこれだけ激しい・・・ということは全ての人において、ストレスレベルがレッドゾーンまできている!!!ということなんです。
ですので、気候ストレス以外のストレスをこれ以上重ねないことが大切です!!!
とくに、心の持ち方がストレスを緩和しますので、ご参考ください。
★しんどいと感じたら、とにかく寝ることを優先する(寝不足していると、突然の発作や熱中症に見舞われやすい)
★やらねばならないと本人は思っているが、実はそれは勝手に自分で決めつけているだけのことが多い。やりたいことだけを、やればいい!!くらいの気持ちに切り替えて、無理を防ごう
★強い精神ストレスに遭遇したとき・・・不安な気持ちで過ごしても、今日一日を楽しく過ごそうと思っても、何ら状況は変わらない!けれども、気持ちの選択次第で、未来は大いに変化する。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)2018-06