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西洋医学の落とし穴

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ガンなど重い病気で闘病中のご本人、及びご家族は、皆さん非常に緊張した生活を強いられているように思います。
その原因の一つが、毎週のように出てくる検査結果です。
抗ガン剤治療などの場合、血液データーを把握しながら治療を行うので、頻繁にデーターをとられるのは仕方のないことですが、患者さんは、それを見ては一喜一憂してしまいます。
東洋医学的な施し及び養生をしている場合ですと、だいたい3ヶ月ごとくらいに体が変わってきます。
目先のことへばかり気がいってしまうと、それに固執することでストレスが発生し、ちっともリラックスすることができませんので注意が必要です。
西洋医学では検査データこそが全て、のようなところがあるので、無理もないことなのですが、人間本来のもっと自然な生き方に是非気付いてください。
自分の体に耳を傾け、体の声をきいてみてください。
ご飯は美味しく食べられる?
2005-12-1顔色はどう?
舌の調子はどうかな?
お腹はスッキリしている?
よく眠れる?
今日の気分はどうかな?
無理しているんじゃな~い?
体の声を聞き自然に生きれば、自ずと治癒力があがってきます。
生き物には全て、自分で治そうとする治癒力があるのに、我々人間は科学や医学の発達とともに自分で治す力の存在を忘れ、放棄してしまったようです。
犬や猫、自然の全ての動物は、この治癒力を持っていることを知っています。
そういう意味では、我々人間は自分たちの作った未完成の科学技術に頼り、必要の無い化学物質を摂り、治癒力が働くのを妨げてしまったりしています。
自然のままに生き、自分の治癒力を活かす事を、彼らから学びたいものですね。

(薬剤師、薬食同源アドバイザー  高田理恵/絵:吉田たつちか)
2005.12

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