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6月の花嫁

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06-06-16月に結婚式を挙げる花嫁のことを『ジューン・ブライド』といい、幸せな結婚生活を送ることができると言い伝えられています。
なぜ6月~ジューン~なのか、それにはいくつかの由来があります。その中でも一番有力なのが、ギリシャ神話に出てくる女神の中で最高の地位にあるヘラからくるという説。ヘラのスペルはJunoで英語の6月”June”はここからきていると言われています。ヘラは、結婚・家庭・出産などを司る女神であるため、6月に結婚をした女性=ジューン・ブライドは、ヘラに守られ末永く幸せな結婚生活が送るころが出来ると言われているのです。
また欧米では、花嫁が『サムシング・フォー』を身に着け式を挙げると幸になれると言われています。有名なマザー・グースにも出てくる『サムシング・フォー』とは『何か古いもの』、『何か新しいもの』、『何か借りたもの』、『何か青いもの』の4つのアイテムのこと。
『古いもの(過去)』は、花嫁の実家に伝わる結婚式にちなんだ古いもので、ベールや宝石などのこと。『新しいもの(未来)』とは、新しい人生を歩む上での何か新しいものと言われていますが、下着を真新しいものにするケースが多いとか。
『借りたもの(隣人愛)』は、幸せな結婚生活をおくっている親しい友人から、白い手袋などの小物借りるものとされており、『青いもの(誠実)』とは、聖母マリアを象徴している青い色から来ており、青いリボンやガーターが一般的とされています。
そして最後に靴に6ペンスをしのばせると、豊かな結婚生活が送れるといわれているのです。
ヨーロッパの皇族から、ハリウッドのスター達も必ず守っている『サムシング・フォー』と靴にしのばせた6ペンス(現在は10セントが代用されています)。離婚率が高い欧米ですが、最高に素敵なカップルも多く、これらのジンクスに守られているよう。これから結婚式を挙げる方も、この『サムシング・フォー』を試してみてはいかがでしょうか。
(文:JULIE/絵:吉田たつちか)2006-06

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