春には桜の木の下で、夏には海水浴場で、秋には運動会で冬にはクリスマスや、お正月のスペシャル弁当など、春夏秋冬お弁当はいつ食べても良いものですよね。定番の卵焼きにウインナー、ミートボールなど、最近ではお弁当用の食材も充実しお母様方はお子様の為に一工夫したお弁当作りに励んでおられるかと思います。
さて、こちらニュージーランドのお弁当といえば、まずお弁当箱のサイズに驚かされます。日本の子供用お弁当箱に比べ軽く5倍はあるでしょうか。そんなに食べるの?と思われるかもしれませんが、実は中身は何ってことはないんです。
ニュージーランドのママ達はその巨大なお弁当箱にバナナやりんごを丸ごとと、スーパーで購入したゼリーやクッキー、ジャムやピーナッツバターを挟んだ薄っぺらいサンドウィッチなどをドカッと入れて終了です。
こんなので済めば毎日のお弁当作りも楽でいいですよね。ちなみに我が家での主人のお弁当は晩御飯の残り物を持っていってもらい、オフィスの電子レンジで、温めて食べてもらっています。学生の頃、毎朝お弁当作りに苦戦した経験のある私は、楽なお弁当作りに味を占めています。逆にニュ ージーランドの人達に日本の手の込んだお弁当の写真 を見せた時は、朝から何てことをしてるんだ!と呆れ 顔で驚きを隠せないようでした。それにしても日本の 色鮮やかなお弁当は、見た目も楽しく食欲も増進させ てくれ、言うことなしですね。私もたまには日本風お弁当を主人のために作ってみます!
(文:ニュージーランド在住 Reeoko/絵:吉田たつちか)
2008-09