出てくると、とても嫌な気分になる「ゴキブリ」。特に温かくなってくると、余計に目にする機会も増えるので困りものです。
ゴキブリ退治の製品もいろいろと市販されていますが、人体に悪影響はないのかと心配になってしまう方も多いのではないでしょうか?特に小さな子どもがいらっしゃる家庭は特に気になられているのではないかと思います。
そこで、今回はアロマオイルを使ったゴキブリ対策の方法を紹介したいと思います。ゴキブリ対策におすすめのアロマオイルは、「クローブ」です。クローブは、スパイシーな強い香りがするアロマオイルで、フェノール類のオイゲノールという成分が70~85%も含まれており、虫除けや殺菌効果、防カビ効果があると言われています。特にゴキブリがこの匂いを嫌うようです。
このクローブのアロマオイルをコットンなどにしみ込ませてゴキブリが出てきそうな場所に置いておくと、ゴキブリが嫌がって出て来なくなります。乾燥させたグローブそのものを置いても良いようです。クローブに加え、ペパーミントを組み合わせると、さらなる相乗効果が期待できます。
ゴキブリ以外にも、クローゼットや靴箱、押入れなどに置いておくと、衣類などに着く害虫対策になります。また、カビの繁殖なども防いでくれるので、とてもおすすめです。
クローブや以外でも虫よけ効果があるアロマオイルは、他にもたくさんあります。ゼラニウム、レモングラス、シトロネラユーカリ、シトリオドラ、ティートゥリーレモン、マージョラムなどです。これらのアロマオイルを使って蜜蝋クリームやスプレーを作ると良いでしょう。蚊の多い季節などに有効的に利用してみて下さい。
(コラムニスト 成宮わたる/絵:吉田たつちか)2010-07