東洋医学の考え方では、女性は7の倍数で歳をとります。
女性は28才が身体的、性機能的(妊娠に最もよい)にピークを迎えます。
35才=肌の乾燥、抜け毛が多くなる。
42才=しみ、しわ、白髪が増えてくる・・・プレ更年期・・・若い頃になかった症状が出始めます。
49才=閉経、体型が崩れる・・・一般的に閉経前後5年くらいを更年期と言われています。
勿論、個人差があります。
30才を過ぎると、通常、1才ごとに体の機能が1パーセントづつ減退しますので、なるべく早くからの老化防止対策が大切です。
・精神安定、リズムのある生活、過労に注意し、趣味をもちつつ地域とも何らかの形で交流。
・消化力が年々低下するので、バランスよい食事で薄味、良質のタンパク質、高ビタミン、高繊維低コレステロール、低糖、低塩食。
・老化すると、腎、肺、脾の3臓の機能が低下するので、それらを補う働きの食事。
具体的には、補気、養血、滋陰、助陽
補気=米、やまいも、じゃがいも、かぼちゃ、きゃべつ、しいたけ、蜂蜜、鶏肉、うなぎ、かつおなど
養血=にんじん、ほうれんそう、小松菜、ぶどう落花生、レバー、イカ、タコなど
滋陰=梨、白きくらげ、ごま、松の実、豚肉、あわび、ほたてなど
助陽=くるみ、くり、羊肉、牛肉、なまこなど
その他、年々代謝が落ちて、毒素も蓄積しやすくなるので、解毒も大切です。
保健室でのお勧めは、腎、脾胃、肝を助ける、補血滋陰効果の高い子羊袋(プラセンタ) と解毒のタンポポ茶です。
老化はとても個人差があります。早くから養生すれば、同じ年代の人よりもとても若く過ごせますヨ♪
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)2008-07