近ごろ街のあちらこちらでセルフスタンドを見かけるようになりました。そうでない場合でも最近はガソリンスタンドで、かつてのような過剰なサービスは控えているようです。しかし安く給油するには自分でするのが1番ですし、 24時間営業というのもうれしいですね。はじめは戸惑うかも知れませんが、以下のことに注意すれば意外と簡単です。
まず 給油中はエンジンを切り、窓をしっかり閉めること。次ぎにキャップをあけるときシューという音がしたら少し待つ。(これはタンク内の気圧の差によりガスが噴出する場合があるからです)
もちろん火気は厳禁です。加えて私たちの体には静電気が帯電しています。その静電気の火花からも引火するケースがありますので、放電プレートやクルマの金属の部分などに触れ、放電してから給油しましょう。
これらは決して難しいことではなく、実際には予想していたより簡単で拍子抜けするかも知れません。一度お試しあれ。
(文 自動車ジャーナリスト 坂上賢治/絵:吉田たつちか)2004.10