UA-77435066-1

正月後のお手当て

 | 

カラー3 皆様は、どんなお正月を過ごされましたでしょうか?クリスマス、忘年会、お正月、新年会と、楽しい行事が目白押しだったのではないでしょうか?普段は養生で少食にされている方も、ついつい食べ過ぎてしまうのが、年末年始ですね。
さて、お正月明けの体は、どのような状態になっているのでしょうか?
お節は、保存性が優れた食品のため、糖分、塩分、そして保存料などもふんだんに入っています。又、パーティーには、肉類の揚げ物などがつきもの、そして、すき焼きや豪華なケーキなどが続いていませんか?
これらによる影響を考えてみますと
1,過剰な糖分と油脂により、胃腸の消化機能が低下し、消化不良、膨満感、胸焼けなどを起こしやすい
2,消化に時間がかかるため、胃腸に血液が集まりやすく、他の部分は冷えやすい。その結果、肩こり、腰痛、寝違いなどを起こしやすい
3,未消化のタンパクが血中に増えることで、アレルギーや皮膚トラブルを起こしやすい
4,胃腸がオーバーワークであると、代謝が落ちて疲れやすく、体が重だるく気力が湧かない
5,解毒にエネルギーがとられ、免疫力が低下し、ウイルスの処理能力が低下するため、風邪やインフルエンザに罹りやすい
心当たりがある方は、以下のような養生をなさってください。
1,胃もたれや肩こりなどを起こしている方は、食前に大根おろしをいただきましょう
2,ご馳走が続いた次の食事は、葉物のたくさん入ったお粥(七草粥など)がお勧めです
3,添加物などが多い外食をした後や、既製品のお節を召し上がったあとは、干し椎茸と、切り干し大根のスープで解毒しましょう。
4,動物性のタンパク質や、揚げ物、ケーキなどが続いた後は、香味野菜の解毒スープ(トマト、キャベツ、玉葱、生姜、パプリカ、セロリ)が、脂肪の代謝を助けます。
5,大根、かぶら、りんご、グレープフルーツ、パイナップル、山査子(サンザシ)などは消化を助ける食材です。
6,腹7分にして、食後に10分ほど散歩する習慣をとりもどしましょう。(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)2016-01

コメントを残す