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BGMをならそう

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(絵:そねたあゆみ)

 BGM(バックグラウンド・ミュージック、背景音楽)にはまっている。これまでは、一人黙々とデスクワークをする傍らでテレビをつけていた。見るためというよりBGM効果のためである。しかし昨今のテレビ番組はひどい。やたらと通販番組が多いのだ。一昔前は見る人も少なく電力消費にも悪影響がないであろう深夜にひっそりとやっていたものだ。深夜だから、クラブのママなどがターゲットであったのだろう、高額化粧品や美容機器、整形美容などが主役をはっていた。

ところが、昨今は午前中のゴールデンタイムに延々とやっている。しかも、この時間にのんびりとテレビを見ているのは高齢者ばかりだと知っているようで、健康食品や健康機器のコマーシャルが延々と続く。もっと悪いことには同じ時間帯には、示し合わせたように他局でも同様の番組だ。時には、ショートドラマかと見入っていると、何のことはない、青汁の宣伝だったりする。

 腹立たしくなってストレスも溜るので、今年からは、原点に立ち返ってBGMとして、音楽を流すことにした。若いころオーデオに凝っていたこともあり、どうせなら本格的にということで、ネットで中古のチューナー、アンプ、スピーカーを安価で買い求めてセッテイング。電磁石が入っている昔ながらのスピーカーから流れ出る重低音はなかなかいい。

 古いばかりがいいとも限らない。習いたてのスマホでSptifyというアプリをダウンロードして、スマホを介してオーデオ出力している。これは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽のストリーミング配信サービス。2018年現在、1億7000万人のユーザーを抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手だ。同社のHPによると、2006年夏にスウェーデンで創業し、2008年10月にサービスを開始。当時スウェーデンの音楽業界が海賊版や違法音楽データの横行による音楽セールスの激減に悩まされていたという問題を解決しアーティストらに十分な利益を還元することが当初の目的で創立したという。有料(一部制限あり)と無料がある。無料でもアーティストへの印税が広告収入で支払われているとのことだが、使用感がいいので今は月額980円のプレミアムプランに変えている。

配信曲数は4000万曲以上という膨大なものだが、2CELLOSの楽曲とバッハを主に聞いている。前者はルカ・スーリッチとステファン・ハウザーのチェロによるデュオ。彼らはYouTubeにアップしたことがきっかけで世界的に有名になった。その軽快なテンポの演奏は仕事の能率アップに役立つこと請け合いだ。実力さえ伴えば世界的に認められる良い時代になった。

(ジャーナリスト 井上勝彦)2019-02

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