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睡眠こそ良薬

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(絵:吉田たつちか)

 春眠暁を覚えず・・・の格言があるように、春の夜は心地よく夜が明けた事も気づかずに眠り込んでしまうことが多いのではないでしょうか?
 また、寝ても寝てもまだ眠く、もうしばらく寝ていたい、眠り足りない・・・と思われる方も多いかと思います。これはいったいなぜでしょうか?
 春は新しい年度の始まりで、慣れない環境に身を置いたり、様々な活動が増える時期です。そのため体は必要以上に緊張し、交感神経が高ぶったときに生じるアドレナリンなどの体内神経伝達物質を肝臓は必死で分解せねばなりません。
 そしてまた、冬場に食品などから取り込み脂肪組織に一時保管した毒素の解毒も盛んになります。さらに、花粉や黄砂も飛散することで、春は解毒が大わらわになります!!!
 解毒は主に寝ている間に行われるので、これが不十分だと起床時にまだまだスッキリせず、眠さやだるさが残ります。朝スッキリと目覚める事が出来れば、解毒がうまく行っていると考えて大丈夫です!!!つまり、春は睡眠こそが良薬となり、快適な体調を維持するのに欠かせません。
 良質な睡眠を得るために
 1、日中にお散歩やストレッチで気の巡りを良くすると入眠がスムーズになります
 2、入浴は寝る1時間くらい前を目安に、38〜40度くらいのぬるめのお湯にゆったり浸かることがポイントです
 3、入浴剤やアロマポットなどでお気に入りの香りでリラックスするのもオススメです
 4、寝る前のテレビ、パソコン、スマートフォンなどのブルーライトは神経を覚醒し眠りを遮断しますので控えましょう
 5、イライラやストレスは肝の負担を高めますので、リラックスできる時間を確保してくださいね!
 この時期オススメは気の巡りを良くする食材です!ねぎ、玉ねぎ、シソ、パクチー、セロリ、みつば、らっきょうなど香りの強い野菜に気を巡らす働きがあります。サンザシや柑橘類もオススメです。お茶であれば、ジャスミン茶、菊花茶、カモミール茶、ペパーミント茶などがオススメになります。
 最後に、心地よい眠りを誘う失眠のツボをご紹介しましょう!失眠は足の裏のかかとの部分の中央の窪んだ所にあります。
安眠、リラックス、ストレス緩和の働きがあります。芯を引っ込めたボールペンの先などで、ゆっくりと加圧してみてください!          

          

(薬剤師・国際中医師・国際薬膳師 高田理恵)2026-05

 

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