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食べ物から将来かかる病気の予測(中医学での体質診断)

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(絵:吉田たつちか)

今日の体は昨日まで食べた食べ物で出来ていて、それが主に体質を作っています。
 病気の原因は、何かが足りなくてもいけないですし、何かが有り余り過ぎて渋滞を起こすのも良くない!そして、体が熱し過ぎてもいけないし、冷え過ぎてもダメで、中庸のところに持ってくるのが健康の秘訣です!
 図の横軸の最も左に行くにつれて、渋滞が激しく気血水に滞りがある状態を示しており、逆に最も右は気血水が足りていない状態を指します。
 そして縦軸の上に行くに従い、熱性の体質で、下に行くにつれて冷えが激しくなる体質を指しています。
 上下左右の端へ行くほど、それぞれに特徴的な病が現れやすくなるので、ちょうど真ん中の中庸に体質を持ってくる事が、病気を防ぐコツになります!
①気血水が滞り熱性型タイプ(実熱)=このタイプは化膿しやすく、ニキビや吹き出物、口内炎などを作りやすい体質です。血糖値、コレステロール、血圧も高めが続くと、〜炎とつく炎症性疾患に罹りやすくなり、さらに進むと、脳卒中、心筋梗塞、大動脈解離などの血管疾患を招きやすくなります。
②気血水が足りず乾燥型タイプ(虚熱)=こちらは、体を潤す体液が足りずに乾燥するタイプで、多くの女性が閉経した直後ここへ体質が移行しやすくなります。のぼせ、火照り、空咳、喉や口、皮膚の乾燥、髪の毛が細くなりパサパサするなどの症状があります。このタイプがさらに進むと、シェーグレン症候群、バセドウ病、パーキンソン病などの自己免疫疾患を招く傾向があります。
③気血水が滞り冷え症型タイプ(実寒)=こちらは冷えて水の代謝が悪く、普段から浮腫みやすく体が重いタイプで、アレルギー、花粉症、喘息などの多くがこの体質です。自己免疫疾患の中でもリウマチや橋本病などの多くがこちらの傾向が強く、これに瘀血が進むと非常に発がんしやすくなります。
④気血水が足りず冷え症型タイプ(虚寒)=こちらはエネルギーが不足がちで、西洋医学的には血糖値、中性脂肪が低め、コレステロールも低い、貧血がある、低血圧傾向で、寒暖差などの気候に左右されやすい、少しのことで体調を崩す、自律神経が乱れやすい傾向があります。これがさらに進むと、うつ病、登校できない、出社できない、さらに認知症や老化もこの延長線上にあります。

(薬剤師・国際中医師・国際薬膳師 高田理恵)2026-06

 

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