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老化防止と若返りの養生

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2009.02-21「老化」という言葉には、実に嫌なイメージを想像させられますが、 「あぁ~、こりゃ歳なんかにゃ~」と思うことが最近よくあります。
それは、どんな時かと申しますと、
1、夢ばかり見て、熟睡できない
2、寝不足をすると即気力が低下し、仕事の能率が落ちる
3、目が疲れやすくなり、近くの字がかすんで読めない
4、仕事や用事がたまると、イライラして血圧が急上昇する
5、電話の声が聞き取りにくいことがある
6、夜中のトイレ回数が増える
7、足腰が冷えやすく、特に冬になると神経痛が出る
8、しばらく美容院に行かないと、髪の毛が真っ白
9、運動していても痩せにくく、筋肉にハリがない
10、揚げ物や肉類を食べると胃もたれしやすくなった
11、運動して汗をかいたあと、油断をするとすぐに風邪気になる
12、しゃべりすぎると、息があがり、とても疲れてしまう
13、月経の量が淋しくなってきた
などなど・・・・。
車や家も、長年のうちに修復が必要になるのと同じで、人の体も各部品(臓腑)がだんだんと疲弊してきます。
上記した症状の1・2は心の老化、3・4・13は肝の老化、5・6・7・8・13は腎の老化、1・9・10は脾の老化、11・12は肺の老化にあたります。
加齢とともに、臓腑機能が低下すると、気血津液のバランス、さらに陰陽のバランスがくずれ、さまざまな肉体的、精神的症状が出てきます。
これが、いわゆる老化です。
私の場合は腎の老化が目立つので、腎を中心にした養生が重点になります。
次回からは、老化防止、若返りの養生について考えていきたいと思います。

(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
2009.02

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