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フレッシュ・ストロベリー・ティー

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2004-05-04旬の果物が八百屋さんの店先を賑わす、いい季節になりました。今回ご紹介するのは、新鮮なイチゴを使ったフレッシュ・ストロベリー・ティーです。紅茶のお店で売られているストロベリー・ティーは、だいたいが人工的に香りを着けたものなので、ものによっては香りが強すぎたり新鮮さが感じられません。本物の果物を使ったフルーツティーなら香り・味ともに自然なものなので、ナチュラル志向の方にもおすすめできます。使用する茶葉は、個性が強くなく果物の風味を損なわない、ディンブラが適しています。また、大きい茶葉を使用すると蒸らす時間が長くなり、果物の風味を落としてしまうので、蒸らし時間が短くてすむ、BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)のような葉の細かいものがいいでしょう。ロゼワインを使うのは、イチゴの風味をUPさせるため。白ワインは、ロゼワインほどイチゴの風味とうまく合いませんし、赤ワインは酸味が強すぎるので、是非ロゼワインをお使い下さい。
<フレッシュ・ストロベリー・ティー・2杯分>
茶葉・・・ティースプーン2杯弱(ディンブラBOP)
水・・・350cc
イチゴ・・・小粒2個
ロゼワイン・・・ティースプーン1杯
①イチゴは横に5mmくらいの厚さにスライスする。
②へたのついた一番上の部分を温めたカップにいれ、ロゼワインを1/2杯づつかける。
③温めたポットに残りのイチゴを入れ、その上に茶葉を入れ、熱湯を注ぐ。
④約3分蒸らし、茶こしを使ってカップに注ぐ。
(紅茶コーディネーター 吉野留美/絵:吉田たつちか)
2004-05

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