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食の宝庫、ニュージーランド

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09-06-4ニュージーランドの町を歩くと、出くわすのは、中国人、インド人、ブラジル人、韓国人と多国籍だ。それもそのはず、国勢調査では人口の70%弱がヨーロッパ系、あとは少数ずつ先住民のマオリ族、アジア系、太平洋の島々から移り住んでいるアイランダーと呼ばれる人種で分類されている。
街中にはあらゆる国のレストランがあり、地元のスーパーマーケットにでさえ、イタリアコーナー、フランスコーナー、メキシカンコーナー、もちろん日本食品や、お隣の韓国コーナーも存在する。タイ料理の代表格、トムヤンクンが食べたければ、いとも簡単に全ての材料が買い揃えられる。中でも驚くのが、缶詰類の種類の豊富さだ。タイ産のバナナの缶詰、サモア産のココナッツの缶詰、リンゴや、アロエベラ 苺、白身魚、牡蠣と何でもある。ちなみに地元の人達に人気の日本食材といえば、
市販されているカレーのルーと、マヨネーズだ。
一般家庭でも日本のカレーのルーを使ってカレーを作りサラダには日本のマヨネーズで和えるというのも普通にありえる話だ。実際、私が働くカフェで日本のマヨネーズはありますか?と聞かれたぐらいだ。色々な人種が互いに生活しあう中で、美味しいものを探し求める。
てんぷらに凝っているカンボジア人がいたり、トルコ料理のケバブをほお張りながら歩いている日本人、ちなみに私はインドのスパイスを買いあさり、インドカレーにはまっている。
世界のどこからも遠い小さな島国ニュージーランドだがある意味、食の宝庫と言えよう。
(ニュージーランド在住、Reeoko/絵:吉田たつちか)09-07

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