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現代病の食養生 主食に玄米をとりいれる

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1401-5 主食に玄米を取り入れる意義は4つあります。

1,血流改善・・・手足がポカポカに!
玄米は食物繊維を多く含み、腸管を刺激します。それにより、副交感神経が目覚め、交感神経の過緊張を和らげます。
リラックスして体がポカポカと温かくなり、十分な血液が流れる体は、免疫パトロールの力を高めますし、十分な酸素と温かい体温の状況下ではガン細胞は生きづらくなります。
2,血糖値を下げる・・・ガン細胞に兵糧攻め
玄米は血糖値の上がりにくい低GI食品です。白米に比べて血糖がゆるやかに上昇するため、インスリンの過激な分泌を抑えます。
インスリンが多量に分泌されると、血中の糖分は脂肪に変えられます。
糖尿病の方や中性脂肪が高い方では、発ガンのリスクが高まります。ガン細胞は糖と脂肪が大好きです。
3,解毒排泄を高める・・・腸がスッキリ!!!
玄米は、胚芽に含まれるフィチン酸の働きで、添加物、農薬、未消化のタンパク等を吸着して排泄する働きがあります。腸管の汚れが取り除かれて腸管免疫力をアップさせます。
4,抗酸化力をアップ・・体の炎症、老化を防ぐ玄米は抗酸化酵素(SOD)を多く含む食品です。活性酸素による酸化、遺伝子の損傷ガン細胞の分裂等の反応を抑制してゆく働きがあります。
また、メラニン色素の合成を抑制する酵素も含まれ、シミ、ソバカス、しわも薄くなります。
★玄米を主食に取り入れる方の注意事項として、ミネラルを十分に摂っていただくことをお勧めします。普通にお肉や魚類も食べておられる方は、大丈夫です が、厳重なる玄米菜食を長期間続けておられる方は、吸収のよい動物性のヘム鉄を摂らないため、フィチン酸のミネラル排泄作用と相まって、貧血傾向になるこ とが多々あります。厳重なる玄米菜食を続けておられる方は、食事に海のミネラル・・しほよもぎを取り入れてください。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)2014-01

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