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ゴールデン・ウィークは、和製英語

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2005-05-01もうすぐ待ちに待ったゴールデン・ウィークですね。海外に旅行される方も多いのではないでしょうか。
しかし海外で「Golden weekなので旅行しています」と英語で言っても通じないので、ご注意を!そう、ゴールデン・ウィークは、全くの和製英語なのです。
昭和20年代に広まった、このゴールデン・ウィークという言葉の由来は様々で、その昔マルコ・ポーロが「黄金の国ジパング=日本」に来日したのが5月の頭であったことからゴールデン(黄金)・ウィークになったとか、映画会社の専務が5月の頭に放映された映画は、盆暮れ正月に放映される映画よりも売り上げが多くなることから、テレビで最も視聴者率がとれるゴールデン・タイムにちなんでゴールデン・ウィークにしたとか、他にも色々な説があります。
私達が日常的に使っている和製英語は、他にも沢山あります。
例えば「サラリーマン」。英語で書くと「Salary man」となり、給料人間となってしまいます。「OL」も意味が通じません。両者とも、英語では「office worker」「company employee」と言います。
また、自己紹介で「マンションに住んでいます」と言うと、物凄いお金物だと思われてしまいます。英語でいう「mansion」は大豪邸のことでだからです。日本でいうマンションは、英語では「flat」「apartment」です。「ワンルーム・マンションに住んでいます」と言うと、きっと英語圏の国の人は、想像がつかず困ってしまうと思います。ちなみに「ワンルーム・マンション」は「studio type apartment」。
他に、女性への褒め言葉である「スマート」も、英語だと「smart」となり頭が良い、という意味になってしまいます。もちろん、これも褒め言葉になりますが、痩せてるね、という意味の英単語は「skinny」「slim」となります。まだまだ色々ありますので、調べてみると面白いですよ。
(コラムニスト JULIE/絵:吉田たつちか)
2005-05

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