インターネットは色々と便利のようだというのでパソコンにチャレンジし始めた中高年が多いという。パソコンの操作も昔に比べたら格段にわかりやすくなってきている。
なんでもデジタル万能の時代のようだが、今回は、あえて、デジタルを使ったアナログ的なサイトを紹介してみたい。
一つ目は、パソコンを使ってブックカバーが作れるフミクラ
(//www.usagi-g.net/fumikura/)というサイトだ。まずはカバーをかけたい本の背の厚さを計って、背表紙の厚さを入力、続いて、本の名前、作者、連番を入れて、下部にある「ブックカバー生成」というボタンを押すと、入力した情報が入った展開図画面が現れるので、これを保存するとPDFファイルで保存できる。本の大きさによって、出力する用紙を選んで印刷するとオリジナルブックカバーの出来上がる。連番が表紙と背表紙に大きく印字されるので、本の整理にも使えそう。用紙の種類を変えたり、色用紙を使えば、よりわかりやすい整理が出来る。
二番目は、封筒を作れるサイト(//iq148.com/tools/envelope/)だ。なにもわざわざ封筒を手作りしなくても、インクジェットプリンタ用の封筒が売っているので、これに直接印刷すればいいといわれればそれまでだが、使い方によっては、思わぬ効果が期待できる。仕上がりサイズを指定すると、そのサイズの封筒展開図が出力出来るので、小生は、孫の写真入りのお年玉用ポチ袋を作っている。展開図をお絵かきソフトに読み込んで、孫の写真と名前を入れて作るのだ。オリジナル1点ものだし、中身はさておき、孫の喜びが倍化する。今は流行っていないようだが、デザインを工夫したオリジナル封筒に入れたラブレターを使えば、恋の成就確立もアップすることうけあいだ。
三つ目は、記名したのし紙を簡単に作ることができるサイト(//www.noshi.jp/)だ。のし紙の種類(デザイン)を選び、用途名と自分の名前を入れるだけで、出来上がり。あとはプリンターで印刷するだけ。悪筆で苦労している小生にとって、神仏の存在だ。
最近は、卒塔婆に印字できる装置もあって、かなり売れているという。お坊さんが、身を清め、姿勢を正して、お経を読みながら念を入れて墨痕鮮やかに書くものだと思うが、印刷卒塔婆では故人も浮かばれまいに・・・・・。
なお、いずれのサイトも無料なことと、特別なソフトをインストールせずに利用できるのがいい。
(ジャーナリスト 井上勝彦/絵:そねたあゆみ)2014-10
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