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元気で長生きするには?

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2006-12-1皆さんは、どんなことで老化を感じられますか?
よくあるご意見が、目が見にくくなった、耳が遠くなった、足腰が弱くなった、しわが増えた、気力がなくなった・・・など
これらの老化は、大きく3つの原因が考えられます。
1,胃腸の働きが低下し、エネルギーの元になる気血の量が減り、内蔵の機能が低下してくること
2,年とともに、気を巡らす力が弱り、血の巡りも悪くなり体が冷えやすくなり、免疫力も低下してくること
3,解毒排泄能力が弱まり、体に毒素が溜まりやすくなること
もう少し具体的に言うと
脾胃の力が弱まると=気血が減り、貧血、気力が低下、筋肉が下垂する、肌に潤いがなくなり、乾燥してしわが増える
肝の力が弱まると=目が見にくくなる、疲れやすい腎の力が弱まると=白髪、抜け毛、めまい、耳鳴り、耳が遠くなる、骨が弱る、歯が抜ける
心の力が弱まると=動悸、息切れしやすい、頑張りがきかない、不安が募る体が冷えやすい
肺の力が弱まると=風邪をひきやすい、免疫力が低下などが起こりやすくなります。これらの五臓を正常に機能させているのは、気血の働きです。
私たちは誰しも、親からもらった先天の気がありますが、その後は食べ物と呼吸による後天の気でエネルギーを補います。
したがって、元気で長生きするには、脾胃の働きをしっかりさせて、気血を補充することと、深呼吸などで、良い呼吸をすることが大切です。
1,穀類、芋類、豆類、お野菜などをよくかんで食べる
2,深呼吸、ストレッチ、体操、軽い散歩で気を巡らす
3,解毒排泄を高める、タンポポ茶、玄米、キノコ、海藻を取り入れる
などをまず実行しましょうね。

(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
2006.12

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