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潜在意識の扉を開く夢診断

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(絵:吉田たつちか)

人は誰しも一晩のうちに4〜5回夢を観ていると言われていますが、殆ど内容を覚えておらず、“夢は観ない“とおっしゃる方は熟睡出来ているのだと思います。
 通常、睡眠には体は休まっているけれど、頭は覚醒しているレム睡眠と、頭が深い眠りに入っているノンレム睡眠とがあります。
眠りに入るとまずノンレム睡眠が現れ、1時間ほどでレム睡眠に切り替わるという動きを4〜5回繰り返し、就寝後すぐほど深いノンレム睡眠が現れ、頭を休めている間に、成長ホルモン等が分泌されて、不要物質の解毒や体の組織の作り替えや修復が行われています。又、レム睡眠の時間には、日常生活で得た様々な情報を固定したり置き換えたりして、脳内の整理が行われており、明け方近くになるほど、レム睡眠のウエートが大きくなって目覚めるように出来ています。
 そして、レム睡眠の時間に観る夢は、とても現実的でリアルな夢であったり、ストーリー性があって、続きを観る、鮮明に覚えているなどの特徴がありますが、ノンレム睡眠時に観る夢は、内容がぼんやりとはっきりしなかったり、体の状態に応じた夢・・・寒い時は雨の中を歩いているとか、熱い時は火にまつわる夢などを観ることが多いようです。
 毎晩、幾つもの夢を観てばかりいる方は、熟睡出来ていないと言う事です。血液が足りていないと、熟睡出来ずに夢が多くなりますので、血になる食べ物を召し上がったり、棗参宝で血を補ってあげてください。また、トイレをメッチャ我慢していたりすると、トイレが汚れていて入れなかったり、混雑して並んでいたりする夢を観ます。
 胃腸の調子が悪いと、ムカムカする夢や、ジェットコースターなどの乗り物で酔ってしまう夢を観るので、“ああ、食べ過ぎたからか!“とか“最近暴飲暴食で胃に負担をかけていたな!“とか気づかせてくれます。
 川を渡っている夢や、池の夢、海を泳いでいる夢などは、十中八九、水毒症(体に水気が多く湿気による怠くて重い症状)を抱えている時です。(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)

(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵)2021-07

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