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池田平太郎

「孫子と人民の狂騒は一ヶ月で終わる」は不朽の理と見つけたり

「孫子と人民の狂騒は一ヶ月で終わる」は不朽の理と見つけたり

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 かつて、大分県の平松守彦氏が県知事に就任ししたときに、助役か誰かに、「大分は海と山しかない、何もないところですから・・・。」と言われ、「それは違う。大分には海と山があるんだ。」と言ったといいます。 平松元知事は、この後 ...
宮崎四兄弟父母の教え

宮崎四兄弟父母の教え

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 先般、「孫文の子孫と宮崎滔天の子孫が会談」という記事を目にしたのですが、孫文を支援した日本人としては、最近では梅屋庄吉が有名ですよね。 当時、孫文の支援者として有名だったのは宮崎滔天を始め、頭山 満や平岡浩太郎といった ...
島津斉彬の譲歩引き出し戦略

島津斉彬の譲歩引き出し戦略

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 幕末の名君として知られる島津斉彬という人物ですが、彼は愛弟子である西郷隆盛の後年の活躍から、少し、神格視されすぎている傾向があるようにも思います。 一例を挙げると、斉彬は、安政の大獄に対して、局面打開のために軍事力をも ...
社会が変革し、定着するときのリーダーのタイプ3態

社会が変革し、定着するときのリーダーのタイプ3態

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 「織田がつき 羽柴がこねし天下餅 座りしままに 食ふは徳川」の落首でも知られる、織田信長、豊臣(羽柴)秀吉、徳川家康の三将ですが、この「変革」「啓蒙」「定着」という三つのタイプは日本の歴史が大きな社会変革を迎え、それが ...
欧米発欧米行き21世紀論

欧米発欧米行き21世紀論

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今、アメリカの金融危機により、日本経済は大変なことになってますが、むしろ深刻なのがイギリスみたいですね。せっかく、招致したオリンピックも、もう、それどころではないみたいですし・・・。 この点で、先日、世界三大投資家の一人 ...
領土の侮れない価値

領土の侮れない価値

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「オリエント(東洋)国家は領土を欲し、オチデント(西洋)国家は利権を求める傾向がある」とは、以前からよく私が申し上げていることですが、その論で言うならば、この、「利権を追求する」という考え方は国益という点では非常に合理的 ...
常山の蛇

常山の蛇

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太平洋戦争は、日本から見ると、「すわ、開戦!」となった後、一斉に太平洋に散らばる戦略的要衝の島々を占拠していった・・・つまり、戦線を拡げていったように見えるが、これを、攻めるアメリカの側から見ると「すわ、開戦!」と同時に ...
徳川家光の人事手腕

徳川家光の人事手腕

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「天下のご意見番」として、映画やドラマの題材になっていた人物に大久保彦左衛門という人が居ます。 この人物は、実在の人物なのですが、実際には、天下のご意見番というよりは、窓際族だったそうです。 生粋の三河武士であったにも関 ...
「事」を先送りしてませんか?

「事」を先送りしてませんか?

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 現代日本人の多くは、「明朝、目が覚めても、これまでと変わらない日常が続いている。」と思いこんでいるように思えるのです。で、その根拠は何なのでしょうか?昨日まで、ピンピンしていた人が突然、亡くなるなんて話、別に無い訳じゃ ...
「高松城の水攻め」にみる黒田官兵衛の心理作戦

「高松城の水攻め」にみる黒田官兵衛の心理作戦

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豊臣秀吉がまだ織田家の部将であった頃、「三木の干殺し、鳥取の飢殺し、高松城の水攻め」で中国地方を席巻したと言われてます。 特に有名なのが城の周囲に延々と土堤を築き、川の水を引き込んで水没させて落とした備中高松城ですが、私 ...
戦争を知らない時代の老武士が殺気を知る太平の世

戦争を知らない時代の老武士が殺気を知る太平の世

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昔、昭和48年(1973年)に放送されていたテレビドラマに、「大久保彦左衛門」というのがあったのですが、覚えておられますでしょうか。 このドラマは、主演の老旗本・大久保彦左衛門に進藤英太郎、魚屋で、その一の子分・一心太助 ...
3本の鼎(かなえ)

3本の鼎(かなえ)

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組織を支えるには最低3本の鼎(かなえ)の足がいると思います。国家に当てはめてみたとき、それは「軍事、経済、外交」となり、その中の軍事だけをあてはめてみたなら「作戦、補給、情報」となるのでしょう。 これを企業にあてはめてみ ...