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気血が足りない方の養生

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体が疲れやすい、めまいがする、気力がない、少し動くと症状が悪化する、息切れ、不眠、手足のしびれ、月経不順などの症状でお悩みの方このような方は胃腸の機能が弱く、食物のエネルギーがうまく転換されにくい体質です。
こんなときは、油物、甘い物、冷たいものなどを避け、また、消化のよいものでも、食べ過ぎはよくありません。腹6~8分にとどめ、回数を増やしてもかまいませんし、食べたく無いときは無理に食べる必要はありません。
食事の時間がきたから食べるのではなく、お腹がすいてから召し上がってくださいね。
できれば、お腹がすいて、グーグー鳴りだしてから食事をとるようにするとよいのです。
また、胃腸の調子が悪い方は、背中がとても懲りやすく、そうなると消化管が全く動かず、ドスンとしてしまいます。
ストレッチなどで、背中をしっかり伸ばしたりゆるめたり、それでも動かない方は、仰向けに寝ころんで、ゴルフボールなどを背中の凝っている部分にしき、ゴロゴロとしてみてください。こりがとれると、必ず胃腸が動いてきますヨ。
また、気を増やすには、ある程度体を動かしてやることも必要です。
座り仕事の方は、1時間に一度は、ストレッチやスクワットなどで体を動かしてください。

(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)2007.01

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