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新緑の風薫る季節

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0505-02 五月といえば一年のうちで最も気候が安定し過ごしやすい時期と思われがちですが、それが意外な落とし穴なのですよ。
五月には、「梅雨のはしり」といって雨が続くことがあります。そんなときは肌寒いもので、私自身五月の曇った夜にプロ野球観戦に行き風邪をひいたことがあります。
このように五月は、冬から夏への過渡期にあたるため、お天気が安定しないことがまだまだ多いのです。特に、今年のように三月・四月の気温が低かった年は、五月を迎えて急激に気温があがったりい、まるで夏と冬とが交互にやってくるような日が続くかもしれません。
そうなって注意しないとけないのが、海や山のレジャーです。今年はすでに、突然の落雷でサーファーの方が被害に遭うという事故がありました。レジャーに出かける前には、できるだけ天気図を見て欲しいと思います。新聞の天気図には見方が記されているので参考にしてください。三角形のギザギザ、「寒冷前線」があると、それが通過するときには「突風、落雷、短時間強雨」があるかもしれないな、と思ってください。さらに、(正確な予報とはいえませんが)寒冷前線は西に進むと考えて、ご自身がお出かけになってからのお天気をおおまかに予測してみてはいかがでしょう? そして、お出かけ先で雲行きが怪しくなってきたら早めに撤退するようにしてください。
特に山は、平野部に比べると普段から雨の降りやすいところです。急な悪天で川に流されたりするニュースは聞くだにつらいものです。また、四月に気温が上がらず五月になってから急激に暖かくなったりすると、標高の高い山では雪崩が起こる可能性もあります。この時期の雪崩は、深いところからドサっと重く固まった雪が流れてくるので、飲み込まれたらたまりません。過信は大敵です!
こんなに脅し文句ばかり並べたあとで恐縮ですが、みなさまが新緑の風薫る季節をご満喫されるよう、お祈りしております。
(気象予報士 チャーリー/絵:吉田たつちか)2005-05

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