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強い低気圧メイストーム

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0705-01風薫る五月。楽しいゴールデン・ウィークを過ごされる方も多いでしょう。

五月は、八月と同じくらい日照時間が長いというデータがあるほど、安定した晴れの日が続きます。暑い日になると、日中の最高気温が25度を超える夏日になることもたびたびです。しかし、本当の夏は梅雨のあとにやってくるもの。五月といえどもまだまだ冬の名残が悪さをするのです。

前述のとおり、五月は晴れる日が多く気温も上がります。

が、上空にはまだ寒気の名残がやってくることがあります。上空に強い寒気を伴った強い低気圧を 「メイストーム」と言います。意味はそのまんま、「五月の嵐」です。

一般に、地表付近と上空との気温の差が大きければ 大きいほど、大気の状態は不安定になります。また、 その条件は低気圧を発達させるのにも好都合で、北日 本や日本海を発達しながら台風並みに成長して日本列島に嵐を巻き起こします。この場合は大雨、突風、落雷といった現象に注意が必要です。竜巻が起きる可能性も充分にあります。

休日に、山や海でレジャーをしているときにメイストームに遭遇すると大変なことになります。山は土砂災害の危険がありますし、まだ雪が残っているところでは雪崩の恐れもあります。海は高波が押し寄せ、満潮と重なると低地に浸水することも予想されます。 「まさか五月に天気が荒れることはないだろう」 と油断せずに、レジャーに出かける前にはちゃんと天気予報をチェックしておいて下さい。

また、ことわざにもあるように、本当に、「山の天 気は変わりやすい」です。急な雷雨で河川が増水する こともありますので、くれぐれもご注意を!

(気象予報士 チャーリー/絵:吉田たつちか)2007.05

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