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家飲みを楽しく

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1408-05 2年前に、整形外科医から通風と診断され、しばらく、クスリを飲み、定期的に血液検査をしてもらったが、その後、通風の症状が現れないので、定期的な通院はやめ、クスリもやめている。
生活習慣を改め、外飲みを少なくして、家飲みが通常になってきた。しばらくは、通風に悪いというビールをやめて、自家製の果実酒を炭酸水で割って飲んでいたが、最近ビールやウイスキーも飲み始めている。
外飲みでは、生来の意地汚さが災いして、つい、深酒になってしまう。若いときと違って、さすがに、はしご酒はなくなったが、つい、ラストまで居座ることになる。
家飲みでは、なぜ、酒が進まないのだろうか?そんなわけで家飲みでも、おいしく飲める情報を探していたが、いいのが2つあったので、紹介したい。
一つは、先日、カーラジオで聞いた「おいしく飲めるハイボールの作り方」だ。さっそく試してみると、確かに旨い。そして、特別な道具はいらない。ウイスキーをボトルごと冷凍庫に入れて冷やし、きれいに洗ったグラスも冷凍庫に入れて冷やしておく。ウイスキーをグラスに入れて、炭酸水を一気に注ぐだけ。氷は入れない。実は、この方法は、新しいものではなく、冷蔵庫のなかった時代に行われていた方法だという。ここで、注意が必要なのは、炭酸水の鮮度だ。ペットボトルに入っていて、使い残したものはダメ。できれば、使いきりできる100ミリリットル入りの缶入り炭酸水がおすすめ。
なお、ウイスキーと炭酸水の割合は1対3が基準。自分の好みで微調整するとよい。
次に紹介するのは、缶ビールで、生ビールの味が味わえるグッツだ。生ビールのポイントは泡にあり。コップに注いだビールをいかに、細かでクリーミーな泡でカバーできるかが課題だ。超音波の振動によってこの泡フタ効果を簡単に実現できるハンディビアサーバー「コク泡」(2,680円)が宅配便で届いた。
早速使ってみる。いつも飲んでいるアサヒスーパードライの350ミリリットル缶のフタを開けて、このサーバに取り付けて、ビールを注ぐ、コップの7割ぐらいになったら、サーバーのレバー上げると、スイッチが入り、細かな泡に代わって注がれる。見た目もおいしそうだし、実際に旨い。というより、やや苦味が感じられてビール本来の味がする。いろいろな缶ビールで試して、このサーバーに最もフィットする缶ビールを見つけてみたい。
家飲みも良いが、ストレスを溜めるのも健康に悪いそうなので、たまには外飲みでストレスを発散させることも必要だ。
「酒煙草 やらぬ間抜けが ストレスで 長く患う 例もありけり」(青村豆十郎)
それにしても、最近のスナック(特に田舎の)の多くは、老人クラブ化している。そのせいか、私の知っている限りでもこの5年間に3人の若いママが介護分野に転職した。老人看護という観点でみるならば、スナックでも、老人介護施設でもやっていることは、同じようなものなのかもしれない。

(ジャーナリスト 井上勝彦/絵:そねたあゆみ)2014-08

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