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秋口の病と養生

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11-09-01 今年の夏は未だかつて無い猛暑が続きました。9月に入っても残暑が厳しく、体に堪えます。秋口に多い病と養生は次の4つです。
1,肺の弱りによる症状(太陰肺経、陽明大腸経)
暑さで熟睡できない日が続いたり、毎日大量の汗をかいたことでからだの大切な体液は大幅に消耗しています。肺は乾燥をきらうため、夏の終わりの肺はとても弱っています。肺の気が弱ると元気がなくなり、声が小さくなったり、しゃべるのもおっくうになります。さらには、乾燥した空咳が出る、喘息の発作が出る、風邪をすぐにひいてしまう、アレルギー(くしゃみ、鼻水等)が出る・・・・などの症状に見舞われがちになります。
★小麦よりもお米、山芋、ジャガイモ、栗、キャベツ、干し椎茸牛肉、鶏肉などで、気力を補いましょう
★梨、りんご、ビワ、銀耳、松の実、豚肉、鴨肉、ほたて、昆布海藻などで肺を潤しましょう
★漢方のお勧めは生脈紅景天や、亀齢寿、 通竅、ツバメの巣などです

2,血管系の症状(少陽三焦経、厥陰心包経)
汗とともに大量のミネラルも失っているため、のぼせ、ほてり眩暈などの自律神経症状も出やすくなります。血液が濃くなっているため、明け方の脳梗塞にも注意が必要です。
★シホヨモギでミネラルバランスを立て直しましょう★寝る前の飲酒は脱水を引き起こすので危険です、水分補給を忘れずに!
★脳系が心配な方はカギカズラや田七で通りをよくしよう
3,脾の弱りによる精神症状(太陰脾経、厥陰肝経、少陰心経、任脈、陽明胃経)
夏場に冷たい水分を摂りすぎて、すっかり食欲を無くし、胃腸が弱ってしまった方は心血、肝血の不足により気持ちが塞いで、クヨクヨと考え込みがちになります。ちょっとしたことがストレスになってしまい、落ち込んだりイライラしやすくなります。パニック発作や眩暈発作、プチ鬱になりやすいのもこのためです。生理不順になったり、出血がダラダラと続くこともあります。
★人参、ほうれん草、落花生、葡萄、ライチ、プルーン、イカ、タコ、豚レバーなど養血の食材を取り入れましょう
★大熊柳で脾を立て直し、子羊袋や天蘭美人で強力に血を補ってあげましょう
4,痛みの症状(太陽膀胱経、少陽胆経、督脈、太陽小腸経、少陰腎経)
体力消耗により、衛気が弱っていると毛穴から寒邪が入り込み容易に風邪をひく、頭痛、肩こり、背中の痛み、腰痛、関節痛などを起こします。汗をかいた体でクーラーに当たったりするのはもってのほか!全身が冷えて体が凍り付いてしまいます。
★汗をかいたらこまめに着替えましょう
★シャワーですまさず、必ず湯船につかりましょう
★松康泉で流れを良くして温めましょう
( )内は関係する経絡です
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)
2011-09

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