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10月は乾燥が始まる季節!

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1407-1 9月のあいだは、残暑がぶり返すことがあったり台風がやってきたりと、まだまだ雨が降ることも多く、湿度も高い状態が残ります。
しかし10月に入ると、もう本格的な秋を迎えます。
「女心と秋の空は変わりやすい」と言いますが、それもまた事実で、春先のように、雨が数日続いたかと思うと晴天が数日続くといったように、周期的にお天気は変化します。しかし春のお天気と決定的に違うのは、晴れた日の湿度です。
春先の晴天をもたらすのがおおむね温暖な高気圧なのに対し、秋口にやってくる高気圧は大体がシベリアからの高気圧です。シベリアと言えば真冬の冬将軍の出身地! 冷たくて重い空気のかたまりです。シベリアはご存じのように陸地ですので、陸で生まれ育った高気圧は乾燥しています。だから秋から冬の寒侯期には乾燥したお天気が続くのです。
また、年によっては10月に入ってもまだ完全な秋とは言えない年もあります。そういう年は、シベリアの高気圧と、夏の暑さをもたらす太平洋高気圧が日本付近で衝突し、いわゆる秋雨前線を形成します。これは梅雨前線や菜種前線と同じ停滞前線で、長期間に渡ってしとしとと雨を降らせ続けます。いちどきに降る雨の量は少しずつでも、山の斜面などでは水分がどんどん蓄積されていくので、あまり長く雨の日が続くと、土砂災害の危険も出てくるので警戒が必要です。
10月といえば秋も真っ盛り。一年でいちばん過ごしやすい月ではないでしょうか? それだけに登山に出かけたりスポーツをしたり、アウト・ドアでのレジャーの計画を立てている方も多いと思います。しかし、「女心と秋の空」です。
お天気の急変には気をつけてくださいね!

(気象予報士・小説家 チャーリー/絵:吉田たつちか)

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