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不快サヨナラ、痰濁のめまい

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07-07-2ここのところの不安定な気候で、今年は本当にめまいに悩まされる方が多いです。昼間は真夏のように暑いので、皆さんかなり水分をとっておられます。のどが渇いたときに、冷蔵庫から出してすぐの冷たいものを一気に飲むと、胃袋が氷嚢のようになって、動きが鈍ります。
夜も例年のように暑ければ、自然に水がはけてゆくのですが今年は夕方から西風~北風が吹き、秋~冬の冷えた風なのでいっぺんに体が冷えてしまいます。
夜は毛布が未だに離せないほどなので、昼間にとった水分はそのまま胃腸に停滞し、まるで体内氷嚢のように体を冷やします。
西洋医学的には、体が冷えて代謝が悪くなった状態です。
明け方はますます体が冷えて、朝から鼻水が止まらない、頭が重い、胸が痞える、吐き気がする、食欲がない、眠たく体に力が入らない、体がだるく重い・・・などの症状を伴うめまいが起きやすくなります。こんなとき、舌をみてみると、べたっと白い苔がついています。
このタイプのめまいは、とにかく胃腸を温めて、消化管を動かし、水はけを良くすることが大切です。
昼間に暑くても、冷たいものを一気のみせず、西瓜や、メロン、トマトなどの瓜類で喉の渇きを癒してください。
また、温かい飲み物の方が吸収されやすく、喉の渇きを素早くとってくれます。
どうしても冷たい物が欲しい人は、ゆっくり一口ずつ飲んでください。
また、そうめんや、冷や麦なども、勢いよくズルズルと流し込むのは胃腸を傷める元!少し噛んでから飲み込まれた方が宜しいですね。
(文:薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)07-07

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