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「平年値」と雪

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0601_2この冬、近畿地方には、今年も暖冬傾向であるという予報が出されました。が、12月初めの時点では「平年より気温の低い日」が続いています。

これらの基準となる「平年値」とは、10年ごとに見直されており、今使われている値は2001年~2010年まで適用され、1971年~2000年までの30年間の平均の値が使われています。地球の温暖化が始まったのは、石油・石炭などのいわゆる化石燃料が使われ始めた産業革命の頃からといわれていますので、近年の「平年以下」なんて、寒いといってもまだまだ序の口だと思って、寒さを乗り切りましょう!

さて、寒波がやってきてまず気になるのは、やはり雪が降るか降らないか、ではないでしょうか。特に、普段から雪の備えが不十分な太平洋側の都市部などでは、少しの積雪でも交通機関に大きなダメージを受けたりすることがあります。

一般的には、地上の気温が2℃以下で、降水は雪(2~4℃だとみぞれ)になると言われています。また、能登半島の輪島の上空に-35℃以下の寒気がくるの日本海側で大雪あるいは逆に、日本の南海上、八丈島の南を低気圧が東進すると、関東地方で雪が降ると言われています。

また、降水の1mmは降雪の1cmに相当すると言われています。「1時間5mmの降水」が、雨ならば大したことはないかもしれませんが、もしそれが雪で、5cmも積もったりしたら、大変なことになります。

地上付近の空気が乾いているほど雨が雪になりやすく、異常に空気が乾いていれば、7℃でも雪が降ったことがあるとか。

日本には「雪、月、花」ということばもあるように、雪は時には風情を添えるもの。十分に注意して、美しい冬を事故なく満喫いたしましょう!

(気象予報士 チャーリー /絵:吉田たつちか)2006.1

 

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