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山の天気は変わりやすい!

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0411_06秋はくだもの狩りやハイキングなど、山へ行く機会が何かと多いのではないでしょうか?。そこで今回は、山の天気について説明したいと思います。
空気は、温度によって含むことのできる水蒸気の量が決まっていて、それは気温が高いほど多くなっています。また、低いところから高いところに空気を持ち上げると、その温度は下がります。そこで、地上にあった空気をある程度の高さまで持ち上げて、どんどん気温が下がると、含めないほどたくさんの水蒸気を持っていることになります。するとその水蒸気は水滴になり、そうやってできた水滴が雲となり、やがては雨を降らせます。だから台風などで平地から山地に向けて、暖かく湿った空気が吹き付けると、大量の雨が降ったりするのです。
山で雨が多いもう一つの要因は木々にもあります。木の葉というのは、水蒸気を放出しています。だから、おのずと水蒸気の量が増えて、雲ができやすくなる環境にあるのです。
恐いのは何も、雨だけではありません。特に車を運転する人が気を付けないといけないのが霧です。「山に発生する霧は、地上から見上げると雲だ」と言われます。つまり、霧も雲と同じで、雨の卵なのです。
また、よく晴れた風のない夜は「放射冷却現象」といって、地表付近の熱が空気中に放出されて、ぐんと気温が下がります。そうするとますます霧が発生しやすくなります。この霧も、平地よりも山地で多く発生します。
かく言う私も、山道で霧に遭ったことがあります。初冬の真夜中で、車道のそばには街灯も少なく、おまけに走ったことのない道だったので、ハンドルを握っている手がいつのまにか冷や汗びっしょりになっていました。
みなさんも、山には気を付けましょう!
(気象予報士 チャーリー/絵:吉田たつちか)2004-11

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