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現代医療の落とし穴

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0805-03高血圧、糖尿、アトピー性皮膚炎、ガン・・・等、見かけ上なかなか改善しない病気。こんなにも現代医学は発展しているのに、何故治すことができないのだろうか?
それは、治す方向がずれているから・・・。
例えば、風邪! 風邪は体力の低下、冷え、度重なるストレスなどで免疫力が低下したときにもらってしまう。
従って、十分に体を休め、胃腸をいたわる食事をすれば、自然に回復し、風邪をひかない体質を作ってゆける。
風邪をひいたときの発熱は、ウイルスをやっつけるための体の防衛反応であり、鼻水や咳もウイルスを排泄するための反応。
ところが、人間はこれをイヤなもの、あってはならないものとして、忌み嫌ってしまったのですね。
だから治療家は、民の声に応え、不快な発熱は解熱剤で抑え鼻水や咳は無理矢理に止めてしまう。不快感が消えれば治ったとする。それで、自力で治る機会を失うわけです。
高血圧にしても、糖尿にしても、ガンにしても、皆同じ。原因が判らないのに表に出ている所を消そうと必死になっている。
何で体は血圧をあげているのか?どうして血圧を上げなくてはならない状況なのか?という事を無視して、ただ無理矢理に症状を抑えこもうとする!だから治らないわけです。
これは、医療者ばかりを攻めても仕方がないです。もともと自力で養生する!という医療教育が我が国にはありません。
だから病気になったら即病院に行って、治してもらうのが当たり前!
不快な症状がとれれば、病気が治ったという錯覚!
しかし患者さんが「とにかく痛みを早く何とかしてくれ!」と訴えているのに、「今の症状は治るための、大切な治癒反応!もうしばらくの辛抱です。・・・となれば、おそらくその病院は潰れてしまいますよね・・・。
安保先生は大多数の常識を覆すようなこの事実を、「辛抱強く啓蒙してゆく必要があるね!」とおっしゃっていました。
私の薬局には、病院に長年かかっても良くならず「何かおかしい!」という気づきがあった方ばかりが訪れます。(中途半端な気持ちの方はわざわざご遠方からやってこられませんから・・・)
世の中の9割以上の方が「漢方は、高い!効き目が遅い!怪しい!養生なんてなまぬるい!面倒だ!そんなもので病気が治るか!」と思っておられるので、ごく僅かの気づきがあった方のみしか、わざわざやってこられません。
ですので、こちらも真剣になって養生の仕方をアドバイスすることができ、皆さん真から元気になってゆかれます。
多くの方が体の反応を知り、それを助ける漢方や養生と出会えば、治癒する病気が山ほどあるのに、残念ですね。
ただ、これ以上患者さんが増えると、丁寧なアドバイスができなくなるので、このくらいでよいのかも(笑)啓蒙するには、養生をアドバイスできる治療家も増やさないといけませんね。(安保先生との対談から③)
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
2008.05

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