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ストレスと風邪

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0705-02ストレスでイライラしていると、思わぬ風邪をこじらせてしまうことがあります。
ストレスは、体の中の気を塞ぐため、のどの部分やお腹の部分に風船玉のようなガス溜まりを作りやすくなります。
すると、胸が塞がった感じ、お腹が張る、やたらとおならやげっぷが出る、脇腹が痛むなどの症状が現れます。
女性では、さほどストレスを感じていなくても、排卵時や月経前~月経中にかけて、お腹にガスが溜まりやすくなります。これは、骨盤内が充血して、腸を圧迫しやすくなるためです。
このような体調の時に、たまたま風邪をひくと、かなりこじらせることがあります。
通常、風邪をひいたときには、最初は体表面から邪気が侵入し、悪寒発熱、体表の痛み、頭痛などが現れ次第に内部へ侵入してゆきます。
邪気が内部に進むと、肺や胃腸などの臓腑に炎症を起こすようになります。
病気を治す順序としても、邪気が体表にあるうちは、汗をかかせたりして、解表して追い出す方法をとり、少し中へ進むと、寒熱補瀉のバランスを調整する和解法をとり、さらに中へ進めば、便や尿に下して積極的に邪気を追い出してゆきます。
ところが、ストレスなどで、体にガス溜まりができていると、風邪の邪気が正常なルートで侵入できなくなります。
つまり、幹線道路をガスで塞がれているため、小さな脇道を使ってあちこちから体の奥に侵入します。
多くのお薬は、幹線道路に対応して作られているので、脇道に侵入されると、とてもやっつけにくくなります。
あれこれと手をこまねいているうちに、肺炎を起こしてしまったり髄膜炎を起こしたり・・・と最悪な結果にもなりかねません。
正常な経絡をガスで塞がれると、このような横道から、ウイルスが脳に入る可能性も出てきます。
このようなことにならないよう、もしもガス溜まりがあって風邪をひいてしまったら、みかん、グレープフルーツ、伊予柑などの柑橘類やジャスミン茶などを飲んで、ガスの通りをよくしてください。
イモ類、ゴボウ、豆類などは、ガスを同時に溜めやすいので、これらの食品をとったときは、デザートに柑橘類をもってくるのがよいですね。
(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)2007.05

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