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ご先祖さまを想い手を合わす

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0508-018月13日から16日は、先祖の精霊を迎えて供養し、故人をしのぶ「お盆」です。この「お盆」とういう名称は、盂蘭盆(うらぼん)から来ているとされています。盂蘭盆とは、インドの古い言葉で”ウランバナ=逆さ吊り”という意味。お釈迦様の弟子である目蓮が、亡くなった母親が、あの世で”逆さ吊り”に苦しんでいる事を霊力で知り、お釈迦様に救う方法を請ったところ「7月15日に布教の旅に出発する修行僧に食事を振舞えば、その徳であの世で苦しむ人を救え供養になる」と諭されたと言い伝えられており、これがお盆の原型なのだといわれています。日本でお盆という行事が始まったのは7世紀、推古天皇が始めてとされています。当時は上層階級だけが行う行事であり、一般庶民に「お盆」行事が広まったのは江戸時代からでした。この「お盆」は、仏教が根付く近隣諸国でも行われている大切な行事です。

お隣の韓国では、旧暦に従い9月15日前後に”チュソク=お盆”があり、この時期は日本同様帰省ラッシュとなります。日本同様に行われるお盆ですが、韓国では盛大な料理が振舞われるのが特徴です。

台湾でも、”中元節=お盆”が旧暦で行われます。テーブルの上に溢れんばかりの食べ物を置き真ん中にお線香を立てて、軒先で霊を迎え入れるため「紙のお金」を燃やします。この紙のお金には金、銀、無地があり、金が仏様用、銀がご先祖様用、無事が無縁仏用。台湾では、先祖だけでなく成仏していない霊なども、お盆の時期には戻ってくると信じられており、無縁仏が悪さをしないように、彼らの分の食べ物や紙のお金を用意するのです。

ちなみに日本のお盆は、13日の夕方に迎え火を焚いて先祖の霊を迎え、14日・15日は親戚一同が集まり飲食をし、お経をあげて先祖の霊を供養し、16日に送り火を焚いて先祖の霊を送るのが一般とされています。

帰省されない方も、お盆の時期にそっとご先祖さまを想い心の中で手を合わせてみてはいかがでしょうか。

(文:JULIE/絵:吉田たつちか)2005-08

 

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